トヨタがサプライズ!2023年12月31日の大晦日に新型シエンタ/プリウス/ノア/ヴォクシーなどを対象に運転支援系のOTAアップデートを配信!但し更新時間は「2時間」

トヨタが2023年12月31日の大みそかにまさかのサプライズ

2023年も残すところあと僅かとなりましたが、何と同年12月31日の大みそかに、トヨタがフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)やシエンタ(New Sienta)、ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)などを対象に運転支援系のOTAアップデートを配信しました。

具体的な対象モデルに関しては、トヨタ公式ホームページなども掲載されていないため確認できないものの、少なからず私が所有するシエンタとプリウスでは確認できており、ブログ読者でノア/ヴォクシーのオーナー様からも多数の報告を頂いております。

まさか2023年最後の大晦日にこのようなサプライズがあるとは予想もせず…しかしOTAアップデートの内容を見るからに「なるほど…」と思わせる部分もあったため、私個人の見解も含めてその中身をチェックしていきたいと思います。


今回トヨタから配信されたのは「運転支援機能」に関するソフトウェア更新

早速、T-Connectアプリの「お知らせ」から2023年12月31日の大みそかに配信されたソフトウェア更新内容を見ていきましょう。

【運転支援機能のソフトウェア更新】

更新バージョン

02.01(0010003)


更新概要

トヨタセーフティセンスを含む運転支援機能をより快適にご使用いただくためのソフトウェア更新

上にも記載されている通り、今回は予防安全装備Toyota Safety Senseを含む運転支援機能のアップデートを目的とした配信のようですね。

ソフトウェアの更新対象は、プリクラッシュセーフティとプロアクティブドライビングアシスト[PDA]

下の方へスクロールしていくと…ようやく更新内容が記載されています。

更新内容

このソフトウェア更新には、運転支援機能の様々な更新が含まれ、全てのユーザーに推奨されます。

■プリクラッシュセーフティ(衝突回避・被害低減をサポート)
→作動条件や作動タイミングなどの変更

■プロアクティブドライビングアシスト(安全運転をさりげなくサポート)
→作動タイミングやグラフィック表示条件の変更

以上の通り、プリクラッシュセーフティとプロアクティブドライビングアシスト[PDA]のソフトウェア更新で、それぞれの作動条件やタイミングを再セッティングし、よりナチュラルな使い勝手へと更新しているものと予想されます。

ちなみに、これらの機能が搭載されているモデルといえば以下が挙げられますが、全てのモデルが対象とも限らないため、まずは自車のディスプレイオーディオにてチェックして頂くことをおススメいたします。

[トヨタ系]

◇アルファード

◇ヴェルファイア

◇ノア

◇ヴォクシー

◇シエンタ

◇カローラセダン

◇カローラスポーツ

◇カローラツーリング

◇カローラクロス

◇プリウス

◇MIRAI

◇クラウンクロスオーバー

◇クラウンスポーツ

◇クラウンセダン

◇bZ4X

◇センチュリーSUV


[レクサス]

◇RX

◇RZ

◇NX

◇UX

◇UX300e

◇LBX

◇LS

◇LM

なお、トヨタと言えば運転支援系に関するリコールを届け出したことがありましたが、今回のOTAアップデートはリコールと異なる可能性が高く、あくまでも使い勝手の向上に寄与しているものと予想されます。

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