【悲報】ホンダ新型シビック(FL)を屋外に駐車していたら「溶けた」→メーカーは太陽光が原因だと説明。スズキ・ハスラーの強烈タフなボディキットが登場

今回の新型シビックが「溶ける」というトラブルは、様々な要因が重なったことで起きたもののようだ

2021年に11代目としてフルモデルチェンジを果たしたホンダ新型シビック(Honda New Civic, FL)。

本モデルに関する不具合といえば、意図せずステアリングが多く曲がり過ぎてしまうという内容でしたが、今回新たな例として「パーツが溶ける」といった問題が発生しているようです。

本件についてホンダは、一部パーツが溶けたシビックのオーナーに対して「太陽光が原因で溶けてしまった」と報告しているそうです。


画像だけを見ると製造上の欠陥?と疑われるかもしれないが、どうやら「限定的な要因」が影響しているようだ

こちらが今回問題となっている「シビックのパーツが溶けた」という画像。

2023年12月、本モデルのオーナーであるチャールズ・ゴールドバーグ氏の娘エレナさんが大学から帰宅した際、エレナさんがたまたまシビックのサイドミラーを見たところ、何と塗料が泡立ち始めていることに気づきました。

ゴールドバーグ氏が調べてみたところ、塗料が泡立ち始めただけでなく、運転席・助手席のサイドミラーを含む車の一部のパーツが溶け始めていることを発見。

パーツが溶けていることを確認した後、彼はシビックを地元のホンダディーラーに持って行った後、サービスアドバイザーからの説明によれば「太陽が家の窓に反射して虫眼鏡のように機能し、弱いプラスチックの表面の一部を溶かした可能性がある」と説明し(かなり限定的な問題だな…)、更にメーカーは「新車保証では、このような環境による損傷は保証しない」と説明しているそうです。

彼は、今回の対応を受けた後に地元メディアWSB-TVアトランタ2にてこの問題について語り、特に運転席側のミラーの傷(溶け具合)がひどく、フロントバンパーの一部も歪んで変形し始めていると説明。

おそらくはホンダの対応に納得がいかず、自ら今回の問題をメディアを使って拡散させる狙いがあるのだと思いますが、上述にもある通り、シビックを駐車していた場所と環境上の問題で起きた稀な出来事であることを考えると、この結果を覆すことはかなり難しそう。

ホンダ「今回の一件はホンダに限った話ではない」

なおホンダの広報担当は、「集中した太陽光が、その強度と照射時間に応じて表面を加熱し、損傷を引き起こす可能性があることは長年の事実である」と説明。

加えて、「この種の被害は自動車、特にホンダに限ったものではありません。 つまり、適切な状況下では稀ではありますが、反射した太陽光が損傷を引き起こす可能性があり、ホンダのサービスでは損傷を保証することはできません」と回答しているため、ホンダとしては前例を作らないためにも一貫して応じない姿勢を見せるのではないかと考えられます。

一方でゴールドバーグ氏は、修理費を自費で支払わなければならない可能性があるという見通しに直面し、ホンダ本社に苦情を申し立てると同時に、訴訟へと発展する可能性についても示唆しているようです。

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