やはり新型N-BOXは強すぎた!不正問題で話題のダイハツ車も何とか上位死守!2023年12月度&2023年1月~12月通年の軽自動車新車販売ランキングが公開!
2023年12月度&2023年1月~12月の1年を通しての、軽自動車新車販売ランキングをまとめて見ていこう!
全国軽自動車協会より毎月発表される、国産軽自動車の各月登録新車販売台数ランキング。
今回は、2023年12月度の軽自動車新車販売・登録台数ランキングと、2023年1月~12月の1年を通しての軽自動車新車販売・登録台数ランキングを見ていきたいと思います。
2023年12月20日にダイハツの大規模不正問題が発覚してから、ラインナップモデルの全てが新車での販売・生産・出荷・登録停止となったため、かなり絶望的な状態となっています。
一方で、軽自動車の王者ともいうべきホンダ新型N-BOXや、それに対抗するスズキ新型スペーシア(Suzuki New Spacia)など、一体どのようなランキングとなっているのか?早速チェックしていきましょう。
2023年12月度の軽自動車・新車販売台数ランキングは?
それではまず、2023年12月度の(軽自動車)新車販売台数ランキングを見ていきましょう。
【2023年12月度の登録新車販売台数ベスト15】
- ホンダ・N-BOX:19,681台(前月21,097台)
- ダイハツ・タント:11,792台(前月15,988台)
- スズキ・スペーシア:11,089台(前月11,407台)
- スズキ・ハスラー:6,411台(前月8,731台)
- 日差・ルークス:5,989台(前月5,491台)
- ダイハツ・ミラ:5,494台(前月6,019台)
- ダイハツ・タフト:5,221台(前月6,634台)
- ダイハツ・ムーヴ:4,988台(前月7,292台)
- スズキ・ワゴンR:4,785台(前月5,777台)
- 三菱・デリカミニ/eKシリーズ:4,582台(前月4,927台)
- スズキ・アルト:3,687台(前月4,733台)
- 日産・デイズ:2,925台(前月3,624台)
- スズキ・ジムニー:2,815台(前月3,735台)
- ホンダ・N-WGN:2,458台(前月3,285台)
- 日産・サクラ:2,442台(前月2,725台)
2023年12月度のランキングは上の通りとなります。
やはりダイハツの売れ行きが思わしくない
今回のランキングで一番注目したいのは、やはりダイハツの販売台数。
特に主力モデルともいえるムーヴシリーズやタフトが大幅に販売台数を落とし、共に前月比で60%~70%と低め。
2023年12月は、年末休みによる営業期間の短さや、製造粘土が切り替わる関係で、どうしても販売台数が低下してしまうのですが、そのなかでもダイハツは、2023年12月20日からの全モデル販売停止による下落っぷりが他モデルに比べると大き目なのがわかります。
販売不調と言われていた新型N-BOXは、何だかんだでトップを維持
一方で新型N-BOXは、あれだけ受注が不調という情報でしたが、それでも競合モデルを圧倒するほどの販売台数を記録。
案の定、後席スライドドアを採用する定番のスーパー軽トールワゴン系を除くモデルの多くが、1万台を切る販売・登録台数となっているものの、2024年1月度からは、ダイハツの販売・登録がほぼ”ゼロ”になる可能性が高そうですから、これに対してスズキがどこまで王者N-BOXに対抗できるかが注目処です。