ブガッティが「最後のシロン」を納車!支払い総額は日本円で約4.4億円…オーナーはカナダの石油・ガス会社幹部で自称「リスクテイカー」

2016年に発表されてから約8年…ついに最後のベースグレードとなるシロンがオーナーに納車!

ブガッティが世界限定500台のみ販売したシロン(Bugatti Chiron)。

日本人オーナーだと、実業家の前澤友作 氏や芝浦グループホールディングス創設者である故 新地哲己 氏などが所有していることで有名ですが、今回「最後のベースグレードとなるシロン」がオーナーに納車され、これでべーグレードモデルの生産が完全に終了しました。

2016年に発表されて約8年が経過し、シロンをベースに様々な派生車種も登場しましたが、てっきりベースグレードは完売していて、残りの納車は派生車種となるスポーツ/ピュールスポール/スーパースポーツ(SS)のどれかかと思っていましたが、ベースグレードの注残があったのは意外。

果たしてどのような仕様で、どのようなオーナーに納車されたのか見ていきましょう。


意外とありそうで無かった唯一無二のシロンを見ていこう

こちらが今回、とあるオーナーに納車されたという「ベースグレードとしては最後」のブガッティ・シロン。

ボディカラーは、シンプルなブラック系となるノクターンと、近年のトレンドカラーになっているブロンズ系のコッパーをアクセントにしたデュアルトーンカラー。

もちろん、これらのボディカラーや細部のデザインは、ブガッティのカスタマイズサービス&オーダーメイドであるSur Measure(シュール・ムジュール)によって作り上げられたもの。

ちなみにベースグレードのシロンは、排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮しますが、その後の派生車種となるピュールスポーツやスーパースポーツ(SS)では、最高出力1,500ps → 1,600psへと出力アップされています。

シロンといえば、本モデルが発表された当初はフロントデザインがライトブルーで、リヤがダークブルーといったデュアルトーンのボディカラーが印象的で、その後のオーナーの多くがデュアルトーンを選択してきましたが、このモデルに関しては、フロントからリヤまでオールブラック。

そして、コッパーと呼ばれるブロンズ系に近い高級感のある色あいをアクセントにすることで、シロンをより上品なモデルへと仕立て上げています。

オーナーの強いこだわりが感じられるコッパーのアクセントカラー

上空から見てみるとこんな感じ。

ストライプのようなアクセントカラーが加味されたコッパーが良い味を出していて、おまけにリヤミドシップのエンジンカバーもコッパー色という拘り。

フロントからルーフまでを一つのストライプでつなげるよう、フロントダッシュボードにもコッパーストライプを採用するなど、かなりのコストがかかっているものと予想されます。

オプション費用は日本円で約900万円!スカイビュールーフも装着

なお天井には、2018年7月に発表された新オプションで、運転席と助手席の天井に設置された長さ650mm×幅440mmの2枚の固定ガラスパネルで構成されるスカイビュー(Sky View)ガラスルーフも設定。

ちなみにこのパネル、薄いガラスと4つの中間層でできた新開発の合わせガラス構造が採用され、騒音を軽減したり、快適温度に保ったり、紫外線(UVAとUVB)をカットしたりとプライバシーの保護にも役立つ高額オプションとのこと。

もちろん、車体の強度や衝突安全性能には問題なく、頭上のスペースも27mm更に確保されるため、居住空間がより向上されるのはグッドポイント。

参考までに、このスカイビュールーフのオプション価格は62,000ドル(日本円に換算して約902万円)と超高額ですが、構造や機能性、そして市場に出回る数の少なさ(需要と供給のバランス)を考慮すると妥当な金額なのかもしれません。

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