ブガッティが「最後のシロン」を納車!支払い総額は日本円で約4.4億円…オーナーはカナダの石油・ガス会社幹部で自称「リスクテイカー」

(続き)最後のベースとなるブガッティ・シロンが納車されたオーナーの正体は誰?

そして最も気になるのが、「最後のベースモデルとなるブガッティ・シロン」が誰に納車されたのか?ということ。

このモデルが納車されたオーナーは、上の画像にある通り、カナダの石油・ガス会社幹部で自称「起業家でリスクテイカー”挑戦する人”」のビラル・ハイドリー氏。

彼は、このモデルを2021年11月中旬頃に注文したとのことで、納期にすると約2年といったところでしょうか。

支払い総額は日本円で約4.4億円!オプション費用だけで約5,800万円!

ちなみに総支払額は3,000,000ドル(日本円に換算して約4.4億円)とのことで、車両本体価格が2,600,000ドル(日本円に換算して約3.8億円)ですから、おそらくオプション費用は約400,000ドル(日本円に換算して約5,800万円)になると予想されます。

なおブガッティ社によると、今回はフランスのモルスハイムにあるブガッティ本社にて納車されましたが、カナダでの正式な納車は後日とのこと。

おそらくは、カナダ仕様に様々な法規制による調整が行われるものと予想され、その調整が終わってからの納車には数か月かかるそうです。


世界で最も高額なオプションを設定しているのは、何と日本人オーナー!

これは余談ですが、ブガッティ・シロンに最も高額なオプションを設定しているのは、何と日本に存在していて、そのオプション費用の総額は約1億円(左側のシロン)。

ボディカラーには、ヒデトブルー(Hideto Blue)と呼ばれるオーナー自身の名前が盛り込まれていて、自身が発案したカラーコードをブガッティ本社に依頼して塗装させるという本格派。

ちなみに右側のシロンは、芝浦グループホールディングス元CEOの故 新地哲己 氏のシロンで、オプション総額は約6,800万円とこれまた強烈。

これら2台を合わせると約9億円にも上るとのことですが、ちょっとした国家予算ですね。

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Reference:Instagram, Bugatti