トヨタ新型プリウス(60系)が納車されて11か月が経過!実際に所有してみての装備や使い勝手などを再確認。「後席ドアを開けることができなかった人も」

早いもので、私の新型プリウスも納車されて11か月が経過!

2023年2月に私に納車されて11か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)。

走行距離は6,300kmとそこまで伸びてはいないものの、普段使いはもちろんのこと、近年ボディサイズがどんどん大きくなっていく新車・新型車に比べると、全幅1,800mmを切るサイズ感は希少で魅力的。

新型プリウスの場合、全高を低くすることでスポーティな見た目とスタイリングを実現し、その一方でこれまでの悪しきイメージを払拭するため、若者をターゲットとしたデザインへと変貌を遂げたことで注目度は高くなりましたが、デザイン性を重視したことによる使い勝手の不満点などはあるのか?他にも装備面での満足度はどうなのか?この点も含めて再評価していきたいと思います。


デザインにおいては特に不満無し、改めてカッコいい車だと思う

まずはデザイン性に主眼を置いた印象ですが、個人的な印象としては「60系で一気にカッコ良くなった」という印象で、特にこれといった不満は無し。

全グレード共通の単眼Bi-Beam LEDヘッドライトや、”コ”の字型LEDデイタイムランニングライトなども装備されています。

本モデルでは、アダプティブハイビームシステム[AHS]は搭載されておらず、オートハイビーム[AHB]のみの搭載となりますが、AHSが搭載されていないことによる不便さは今のところ感じておらず、AHBのみの搭載でも十分に感じるほど。

ただ、AHBの精度はまだまだ課題に感じることも多く、特に街灯の無い堤防やマイナーロードを走行するときは、対向車もしくは前方車両が居たとしても、やたら執拗にハイビームしてくることが多いため、その関係で対向車からはパッシングを受けたり、前方車両からクラクションを鳴らされることがあるため、(全く意図しない)煽り運転と受け取られてトラブルに繋がらないかが不安に思う所です。

実はグレードによってテールランプの点灯範囲は異なる

テールランプはセンター直結式の一文字が採用されていますが、何気にこのデザインもグレードによって異なるようで、下位グレードだと両端のみに水平基調テールランプのみが点灯し、中央の一文字部分は光らないという仕様。

しかし上位グレードになるとセンター直結式の一文字が採用されるため、この点は上手くグレードによって差別化しているところだと思います。

何気にありがたいLEDリヤフォグランプ

あと何気に役に立っているのがLEDリヤフォグランプ。

霧や大雪で前方車両が見えないとき、後続車両に自車の存在を知らせる(追突事故を未然に防ぐ)ための便利機能ですが、冬場に入ってから活躍することも多いため、少しでも事故防止につながっているのはありがたいところだと思います。

どんなに安全装備が充実していたとしても、気象状況によっては安全装備が働かない恐れもあるため(特に豪雪の時は安全装備は無いものと考えた方が良い)、そういったときに自車を守れる方法の一つにリヤフォグも含まれていることを考えると、この装備があって良かったとつくづく思う所です。

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