ホンダのピュアEVモデルとなる新型e：EN2／e：NP2が完全リーク！トヨタ新型センチュリーSUVのオープン仕様が世界初公開→大相撲パレードカー用として納車
おそらく中国市場のみで、日本での市販化の予定は無さそうだ
2023年4月に中国にて開催された中国・上海モーターショー2023にて、中国ホンダのピュアEV＆新世代e：Nシリーズとなる新型e：NS2とe：NP2のコンセプトカーが発表されましたが、何とこれら2車種の量産モデルと思わしき実車が完全リークされました。
これら2車種は、新たな価値を持ったEVとして開発が進められ、2024年初頭の発売を予定しています。
e：Nシリーズ共通のコンセプトである「動」「智」「美」を磨き上げ、既存モデルの枠にはまらないEVを目指しているそうですが、エクステリアデザインはコンセプトモデルとほぼ同じく近未来的で、どこかFCEVのクラリティに近く、それでいてルノーのようなヘッドライト意匠が印象的なモデルに仕上げられています。
リークされた新型e：NS2を見ていこう
まずは、e：NS2のエクステリアから見ていきましょう。
本モデルは、ホンダと東風汽車との合弁企業である東風本田が開発したモデルで、縦基調のド派手なLEDデイタイムランニングライトを搭載し、更にフロントエンドの”Honda”エンブレムに向かって繋がっていくセンターライトが印象的なフロントマスクに仕上げられています。
どことなくルノーやプジョーの新世代モデルを彷彿とさせるような顔つきですが、これまでのホンダのデザイン言語には無かった新鮮味があり、ボディスタイルとしては伸びやかなクーペクロスオーバーといったところでしょうか。
こちらはリヤデザイン。
センター直結式の一文字テールランプに加え、両サイドの端はフロント同様に縦基調で垂れさがるデザインに仕上げることで統一感を演出。
更にフロントロア部分の水平基調となるダクト同様に、リヤロアバンパーも水平基調に統一するなど、中々にこだわりの強いデザインなのも印象的。
リヤエンドにはエンブレムを貼付せず、”Honda”のレタリングバッジにすることで、一文字テールランプとの親和性を持たせていますが、この点はレクサスNX／RX／LXなどと方向性が似ているように感じられますね。
こちらは細部のデザインでしょうか。
アウタードアハンドルは、ボディとのシームレス感を持たせるためにフラッシュ(ポップアップ)タイプを採用し、リヤドアハンドルもピラーマウント式でクーペ風に。
なおボディサイズについては、画像や一部諸元を公開した中華人民共和国工業情報化部(MIIT)によると、ホイールベースが2,735mmで、全幅1,840mm、全高1,570mmとCセグメントSUV相当のサイズ感。
パワートレインは、シングルモーターと68.8kWhのバッテリーパックを搭載することにより、システム総出力204psを発揮するとのことですが、航続可能距離は明らかになっていません。