新型アルファード/ヴェルファイアの追加生産枠の話が来た!一方クラウンエステートは発売延期に…トヨタが2024年1月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

2024年始まって早々、トヨタから様々な動きがありそうだ

トヨタが定期的に更新している、既存ラインナップモデルの工場出荷目途ですが、今回は2024年1月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧が更新されています。

これに加えて、トヨタの主力ミニバンでもある新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE, 40系)の注文枠が追加されたり、新世代クラウン群の最終モデルとなるクラウンエステート(New Crown Estate)の発売時期が延期となるなど、再びスケジュールに変動がありそうです。

これらの最新情報含め、工場出荷目途もどのように変化するのかチェックしていきましょう。


2024年8月までの生産枠に余裕ができた模様!全国の販売店向けに追加枠が与えられる

まずは2023年6月21日に発表・発売されて、もうすぐ7か月が経過しようとしているフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE, 40系)。

本モデルについては、2024年8月までの生産台数が決まっている関係で、全国の販売店に振り分けられる台数が決まっていたのですが、2024年1月に入り「2024年8月までの生産枠に余裕ができたため増産する」とのことから(つまり2024年8月~9月までに納車可能)、各販売店に新たな注文枠が与えられているとのこと。

ちなみに私がお世話になっているディーラー3店舗では…

トヨペット・A支店
◇アルファード・ガソリンZ:2台
◇アルファードHEV Z:1台
◇ヴェルファイアHEV Z Premier:0台
◇ヴェルファイア・ガソリンZ Premier:1台

ネッツトヨタ・B支店
◇アルファード・ガソリンZ:1台
◇アルファードHEV Z:3台
◇ヴェルファイアHEV Z Premier:1台
◇ヴェルファイア・ガソリンZ Premier:1台

トヨタカローラ・C支店
◇アルファード・ガソリンZ:2台
◇アルファードHEV Z:1台
◇ヴェルファイアHEV Z Premier:1台
◇ヴェルファイア・ガソリンZ Premier:0台

以上の通りとなります。

これは私が住んでいるエリアでの各販売店の支店に振り分けられた台数なので、エリアや拠点によって台数が異なる可能性もあるので注意してください。

台数が少ない上に、基本的には抽選になるようだ

しかもこれらの追加生産枠に関しては、「新規顧客は後回しで、既存顧客優先(初回1年の枠に落選した人が優先)」「既存顧客からの紹介も後回し」「業販は後回し」「先着ではなく、販売店独自の抽選・選別」という厳しい条件付き。

この他にも、アルファード/ヴェルファイアの上級グレードHEV EXECUTIVE LOUNGEに関しては、各支店にでは無く、各販売チャネルに1台~2台の振り分けになり、おまけに抽選になるため、その倍率としてはかなり狭き門になるようです。

クラウンエステートの発売時期は2024年2月から延期へ

続いて、当初2024年2月上旬に発表・発売予定だった新型クラウンエステート(New Crown Estate)ですが、お世話になっているトヨタディーラースタッフさんからの情報によると、メーカー主催の実車勉強会の際に、メーカーの方から「元々の発売時期となっていた2024年2月上旬から延期になった。延期後の情報については、2024年2月上旬に発表する」とのこと。

現時点では、具体的な延期後のスケジュールについては明らかになっていないそうですが、これまでに延期となったクラウンクロスオーバーやアルファード/ヴェルファイアのことを考慮すると、2024年3月~4月頃が濃厚になるかもしれないですね。

2ページ目:遂にトヨタの工場出荷目途一覧でも、新型ノア/ヴォクシーのHEVとシエンタが受注停止に!