【悲報】新型クラウンエステート/ランクル250が発売延期へ…一部の工場が2月13日に稼働再開!トヨタが2024年2月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

2024-02-16

2024年2月上旬は、新型車の発売延期や工場稼働再開など、様々なニュースが飛びこんできたな

トヨタが定期的に更新している既存ラインナップモデルの工場出荷目途ですが、今回は2024年2月「1回目」となる最新工場出荷目途が更新されているので、こちらをチェックしていきたいと思います。

ただその前に、2024年3月以降に発売予定だった新型クラウンエステート(Toyota New Crown Estate)や新型ランドクルーザー250(New Land Crusier 250)が発売延期との情報が入ったため、具体的にどれぐらい延期となるのかをチェックしていきましょう。

この他にも、豊田自動織機のディーゼルエンジン不正問題で、一部の工場が稼働停止となっていましたが、ようやく一部工場の稼働が再開されるとのことで、こちらも併せてチェックしていきたいと思います。


新型クラウンエステートが2024年6月下旬以降に発売延期へ

まずは、2024年3月に発表・発売予定だった新型クラウンエステート(Toyota New Crown Estate)。

本モデルは、新世代クラウン群の第四弾、すなわち最後のクラウンシリーズとなるわけですが、どうやら日本経済新聞の報道によると、2024年6月下旬以降に発売を延期するとのこと。

発売延期の理由としては、車両開発の最終段階で時間がかかっているとのことで、品質向上を優先するためにこのような決断を下したそうです。

なお、新世代クラウン群の発売延期に関しては、これまでクラウンクロスオーバーやクラウンスポーツ、クラウンセダンと立て続けに繰り返してきたため、エステートも延期することは大方予想通り。

可能な限り発売時期を遅らせることで注目度を高めることがトヨタの狙いなのではないかと推測しますが、それでも2024年3月 → 6月下旬以降と3か月以上も延期してきたのはちょっと意外でしたね。

メーカーとの製品勉強会で判明!新型ランドクルーザー250も5月以降に発売延期に?

そしてもう一つの発売延期情報が、2024年3月8日予定と云われていた新型ランドクルーザー250(New Land Cruiser 250)。

私がいつもお世話になっているトヨタディーラーからの情報より、豊田自動織機でのディーゼル不正問題発覚後となる、2024年2月上旬の本モデルに関するメーカーとディーラーとの製品勉強会の際、メーカーの方から「発売を延期する予定」との報告があったそうで、今のところ2024年3月 → 5月以降に延期予定とのこと(あくまでも予定であり、今後短縮される可能性もあるので注意)。

既にグレード構成やディーゼル誘導型の主要装備など、ランクル250はディーゼルに力を入れている印象でしたが、排気量2.8L 1GD型直列4気筒ディーゼルターボエンジンも不正の対象だったことを受け、少なからず影響を受ける恐れがあることから、2024年3月8日発売の可能性は限りなく低いとのことです。

ディーゼル不正問題で稼働停止中のトヨタ工場だが、一部は2024年2月13日より再開予定

続いては、豊田自動織機のディーゼルエンジン不正問題による影響で、トヨタは4工場6ラインの稼働を停止していましたが、2024年2月13日より一部で街道を再開することが明らかとなりました。

2024年1月29日より、トヨタ車体・富士松工場の第1ラインといなべ工場の第1ライン、吉原工場の第1・第2ライン、岐阜車体工業の第1・第2ラインの4工場6ラインについて稼働を停止していました。

今回、新型ランドクルーザー70やレクサスLXなどを製造している吉原工場の第1第2ラインと富士松工場の第1ライン、岐阜車体工業の第2ラインの3工場4ラインについて、13日に再開することを発表。

一方で、いなべ工場の第1ラインと岐阜車体工業の第1ラインの2工場2ラインの再開については、2024年2月16日に判断するとのことですが、それまでは稼働停止を継続するとのことです。

2ページ目:トヨタの2024年2月「1回目」となる工場出荷目途はどのように変化した?