最大「37万円」の値上げはヤバいな…(豪)トヨタ新型ランドクルーザー300とカムリが「何の改良もしない」で価格改訂!日本での受注再開はどうなる?
「材料費の高騰」「物流コストの高騰」で車両本体価格が値上げする例は、今後更に拡大しそうだな
トヨタのフラッグシップSUVとなる新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)と、ミドルサイズセダンとなるカムリ(Camry)。
日本市場では、ランクル300が2024年2月上旬時点で受注一旦停止となり、一方でカムリは2023年12月末に日本市場向けの生産を終了したばかりとなります。
何れのモデルも、オーストラリア市場では継続して販売していますが、どうやらこれらのモデルが「何の改良・変更もしない」でイヤーチェンジし、最大「約37万円程」の値上げをすることが明らかとなりました。
トヨタ「価格上昇(値上げ)を最小限に抑えることに取り組んでいる」
オーストラリアカーメディアDriveの報道によると、トヨタのオーストラリア法人の広報部に取材したところ「ランドクルーザー300とカムリの車両本体価格が値上げする」ことを確認した上で、「こうした値上げの理由は、材料費の高騰や物流コストの高騰である」と回答し、しかし「トヨタとしては、価格上昇を最小限に抑えることに取り組んでいる」とも回答。
今後値上げするであろう主力ラインナップモデルに関しても、改良・変更をしない可能性はあるものの(むしろ装備を削るなどの改悪はあるかもしれない?)、邦貨換算で数万円程度の値上げに抑えることも検討していくとのこと。
ランクル300は最大で約37万円の値上げ!カムリは約11万円の値上げに
ちなみに、今回オーストリア市場向けとして販売される2024年モデルのランドクルーザー300とカムリのグレード別価格帯は以下の通り。
【(豪)新型ランドクルーザー300とカムリのグレード別価格帯一覧】
[ランドクルーザー300]
◆GXグレード:98,076オーストラリアドル(日本円に換算して約955万円)[前モデル比 約37万円アップ]
◆GXLグレード:109,876オーストラリアドル(日本円に換算して約1,070万円)[前モデル比 約37万円アップ]
◆VXグレード:118,301オーストラリアドル(日本円に換算して約1,152万円)[前モデル比 約37万円アップ]
◆サハラ(Sahara)グレード:139,276オーストラリアドル(日本円に換算して約1,356万円)[前モデル比 約37万円アップ]
◆GR Sportグレード:142,101オーストラリアドル(日本円に換算して約1,384万円)[前モデル比 約37万円アップ]
◆サハラZXグレード:146,876オーストラリアドル(日本円に換算して約1,430万円)[前モデル比 約37万円アップ]
[カムリ]
◆アセント・ガソリン:35,051オーストラリアドル(日本円に換算して約341万円)[前モデル比 約7.2万円アップ]
◆アセント・ハイブリッド:37,917オーストラリアドル(日本円に換算して約369万円)[前モデル比 約11万円アップ]
◆アセント・スポーツハイブリッド:40,717オーストラリアドル(日本円に換算して約396万円)[前モデル比 約11万円アップ]
◆SXハイブリッド:44,117オーストラリアドル(日本円に換算して約430万円)[前モデル比 約11万円アップ]
◆SLハイブリッド:51,417オーストラリアドル(日本円に換算して約501万円)[前モデル比 約11万円アップ]
以上の通りとなります。