(2024年)ホンダ新型シビックRSの実車を見てきた!ガソリンターボの6速MT「EX」グレードがベース…現地スタッフとの取材で主要装備も明らかに

ようやく新型シビックRSの実車を拝見することに

早速ですが、2024年2月10日~13日、大阪府大阪市のインテックス大阪にて開催されている大阪オートメッセ2024に行ってきました。

今回の主な目的は、2024年秋頃に発売予定となっている新型シビックRS(Honda New Civic RS)で、同年1月に東京オートサロンでも出展されたシビックRSプロトタイプの実車を拝見するため。

6速MTを搭載するスポーツモデルということですが、現時点では本モデルに関する具体的な情報が何も明かされていないため、実際に実車の細部のインプレッションに加え、現地に居たホンダスタッフの方に取材させていただき、一部明らかになった主要装備なども紹介していきたいと思います。


新型シビックRSの実車を見ていこう

こちらが今回、大阪オートメッセ2024にて出展された新型シビックRS。

実車の近くにいたホンダスタッフの方にも取材させていただきましたが、本モデルの発売時期は2024年秋頃を予定しているとのことで、ベースとなるモデルは排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載するガソリンモデルEXグレード。

フロントロアグリルにはインタークーラーも装備!ターボモデルであることは確定

ちなみに、シビックRSのフロントロアグリルパターンに注目していくと、シルバー部分がターボエンジン用の圧縮空気を冷却するインタークーラーであることがわかりますが、従来のシビックEXグレードよりも更にスペックアップするかどうかについては、さすがに教えてもらえず…

一部国内カーメディアの報道によれば、最高出力182ps → 200psまでチューンアップに加え、専用の足回りにアップデートするとの情報もあるものの、「エンジンスペックについては教えられないものの、足回りは特に大きな変更は無い」との回答も頂いたため、もしかするとスペック自体は変化しない可能性も考えられそう。

【(2024年)新型シビックRSの概要一覧(ベストカー予想)】

◇専用エクステリアデザインの採用

◇インテリアにはレッドのカラードステッチを縫合することでスポーティさを演出

◇北米市場向けSiグレードの足回りを採用

◇パワートレインは排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンがベースで、e:HEVの設定無し
・最高出力182ps → 200psにアップ
・最大トルク240Nm → 260Nmにアップ

◇トランスミッションは6速MTが確実(MTモード付CVTも追加設定される可能性も?)

◇価格帯は380万円~400万円
・シビック(FL1)LX:3,240,600円(6速MT&CVT共通)
・シビック(FL1)EX:3,590,400円(6速MT&CVT共通)
・シビック(FL4)e:HEV:3,980,900円
・シビックタイプR(FL5):4,997,300円

シビックRSは、パフォーマンスよりもデザイン性を重視?

そうなると、本モデルの最大の特徴や、シビックEXグレードとの大きな差別化は何なのか?という点ですが、スタッフ曰く「フロント・リヤの”RS”バッジが最大の特徴であり、フロントバンパーもタイプRのように引き締まったデザインに仕上げた」とのことで、あくまでもデザイン性に注力したような回答だったのが印象的。

シビックRSでは、フロントLEDフォグランプが搭載されず、リヤスポイラーレスでマフラーデザインも大きな変更は無いことを考えると、(仮にエンジンスペックが変更されないのであれば)もしかするとシビックEX、もしくはEXグレード/LXグレードを一本化してくるのでは?という見方も出来そうなところ(フィット4 RSもスペックは変わらず、デザイン性重視だった)。

さすがにホンダスタッフ側も、ここまで踏み込んだ質問には回答していただけませんでしたが、イメージとしてはマイナーチェンジ版に近いとのこと。

2ページ目:新型シビックRSに設定される予防安全装備Honda SENSINGも判明!