(2024年)ホンダ新型シビックRSの実車を見てきた!ガソリンターボの6速MT「EX」グレードがベース…現地スタッフとの取材で主要装備も明らかに
(続き)ホンダ新型シビックRSの実車インプレッション!
引き続き、ホンダ新型シビックRSの実車を見ていきましょう。
足回りやエキゾースト関連は特に変更無し?
続いてマフラーレイアウトとしては、両サイド1本出しにエキパイフィニッシャーをインストール。
リヤロアバンパーはボディ同色で、リヤディフューザー部分は無塗装ブラックの樹脂パーツを装着しています。
なお足もとのタイヤホイールに関しては、こちらもシビックのガソリンモデル同様に18インチアルミホイール(ベルリナブラック+ダーク切削クリア)と、235/40R18インチの95Yスチールラジアルタイヤを装着。
シビックRS専用のホイールデザインやタイヤサイズにも期待しましたが、基本的な変化が無いことを考えると、改めて従来のガソリンモデルとの大きな差別化は無さそう(ボディサイズやトレッド幅の変更も特に無しとのこと)。
予防安全装備Honda SENSINGもEXグレードの6速MTがベース
続いて、シビックRSの予防安全装備Honda SENSINGについてチェックしていきましょう。
これについても実際に取材してみたところ、やはりガソリンターボEXグレード[6速MT]がベースになるそうで、CVTモデルとも差別化も多め。
具体的な先進装備は以下の通りとなっています。
◆Honda SENSING
・衝突軽減ブレーキ[CMBS]
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・アダプティブクルーズコントロール[ACC]
・車線維持支援システム[LKAS]
・先行車発進お知らせ機能、
・標識認識機能
・オートハイビーム
・ブラインドスポットインフォメーション
・パーキングセンサーシステム、
・後退出庫サポート
・アダプティブドライビングビーム[ADB]
以上の通り、MTモデルになるため「誤発進抑制機能」「後方誤発進抑制機能」「渋滞追従機能付きのACC」「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」の設定は無し。
そしてヘッドライト意匠についても、実車を間近で拝見してわかりましたが、確かにアダプティブドライビングビーム[ADB]が搭載されていました。
なお両サイドのLEDヘッドライトに関しては、これまでのシビック(FL)同様にリフレクター式のLEDに加え、逆L字型のLEDデイタイムランニングライト+反転式のLEDフロントウィンカーを搭載します。
以上が、大阪オートメッセ2024にて展示されていたシビックRSの実車インプレッションですが、まずイベント会場に参加していた人数はもちろんのこと、本モデルに注目する男性陣がとにかく多いこと。
間近にて撮影することも難しく、なかには密にホンダスタッフの方とやり取りをされている方も多かったですし、シビックRSの購入を検討されている方も多い印象を受けました。
新型シビックタイプR(FL5)の生産は順調
ちなみに、2023年1月に受注一旦停止となって1年が経過した新型シビックタイプR(New Civic Type R, FL5)については、今のところ受注再開の目途は経っていないそうですが、やはり最後に注文された方の納車時期は2026年で特に変更無さそうとのこと。
大幅な納期遅れなどは無く、どちらかというと生産ペースとしては少し早まっているとのことですから、今後の更なる納期短縮に期待したいところです。
1ページ目:ベースとなるのはガソリンEXで、特にスペックアップすることは無さそう?