遂に来た!ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズ/スバル・レックスが生産・出荷再開!一方でHVモデルは?トヨタが2024年2月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

様々な不正が明るみになっている一方で、あの主力モデルが生産・出荷再開したのは大きい

トヨタが定期的に更新している、既存ラインナップモデルの工場出荷目途。

今回は、2024年2月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧が更新されていますが、その前にダイハツがOEMモデルとして供給している主力モデルの生産・出荷再開が正式に決定したとのこと。

代替モデルとして、多くのバックオーダーを抱えつつ長納期化しているトヨタ新型ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)ですが、今回のとあるモデルの生産再開により、販売店でも新たな動きが見られるかもしれません。


遂にトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー/スバル・レックスが生産・出荷再開へ!

まずはダイハツ公式プレスリリースでも公開された通り、AセグメントSUVモデルでお馴染みとなるロッキー(Daihatsu Rocky)と、そのOEMモデルとなるトヨタ・ライズ(Toytoa RAIZE)、そしてスバル・レックス(Subaru New REX)が、遂に生産・出荷を再開することが明らかとなりました。

2024年2月16日、国土交通省より立会試験などの結果、上記3車種について道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたことから、出荷停止の指示を解除するとの公表があったとのこと。

一方で、ダイハツ・ハイゼットカーゴやトヨタ・ピクシスバン、スバル・サンバーバンに関しては、既に生産終了していますが、これらも道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたそうです。

ただその一方で、シリーズハイブリッドモデルとなるライズHV/ロッキーHVに関しては、残念ながら生産・出荷再開の目途は立っていないとのことです。

豊田自動織機の不正により、トヨタ2工場は2024年2月23日まで停止延長

続いて、2024年1月下旬に明かとなった豊田自動織機のディーゼルエンジン不正問題により、生産稼働を止めているトヨタ車体・いなべ工場や、岐阜車体工業本社工場の国内2工場の生産ラインについて、少なくとも同年2月23日まで停止を延長することが明らかとなりました。

トヨタは、2工場の2生産ラインを含む4工場6ラインを2024年1月末から停止していましたが、このうち3工場4ラインとなる海外市場向けを中心に、2月13日から稼働を再開しています。

今回、稼働停止が継続された2工場のうち、いなべ工場では、一つの生産ラインで複数の車種を製造する「混流ライン」方式を採用していて、出荷停止対象のエンジンを搭載するハイエース等の生産ラインを止めるため、出荷停止対象外のアルファードやヴェルファイアの生産もストップしているため、どんどんと納期遅れが発生しているそうです。

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