日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)を購入して改めて良かった点は?「後席は8段階リクライニング&前後スライドが可能」「サイドシェードも完備」等

とにかく後席の評価が高く、DセグメントSUVでここまで「乗員のこと考えた後席」は他に無いと思う

2022年12月に私に納車されて1年2か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

前回のブログでは、納車後1年2か月経過しての満足・不満に思っている点をまとめていきましたが、今回は本モデルを購入して改めて良かったポイントを見ていきたいと思います。

おそらく、ほとんどYouTubeでも紹介されていないポイントだと思うのですが、ドライバー目線ではなく乗員目線で見たときに、「競合モデルには無い装備」もあるため、この点はもっとエクストレイル(T33)が高く評価されても良いのでは?と思ったりもします。


エクストレイルe-POWER(T33)の後席は8段階リクライニング調整が可能

まず新型エクストレイル(T33)で、購入して良かったと思うポイントが後席のシートアレンジ。

これは実際に茶道イベントにて、着物を着たお客さんを送迎した際に好評だった機能なのですが、後席で8段階のリクライニング調整が可能だということ。

元々は垂直に近い角度がスタート位置になるエクストレイル(T33)の後席ですが、そこから8段階調整で最大16度まで角度(1段階で約2度)を寝かせることが可能なので、着物を着た方でもゆったりと快適にくつろぐことができます。

SUVの後席が前後スライドできるのはエクストレイル(T33)ぐらい

そしてもう一つの良かったポイントが、リクライニングだけでなく前後にスライドできるということ。

本来シートの前後スライドは、フロントシートもしくはミニバンの後席が主流なのですが、SUVモデルで後席2列目を前後スライドできるのは、直近の新型車だとエクストレイル(T33)ぐらいだと思うんですね。

先程挙げた着物を着たお客さんからは、後席を乗降りする際にシートが前方にあると、お尻から座り込むことができますし、車内に乗り込んでしまえば、あとはシートを後方にスライドさせれば、足もとやニースペースも大きく確保されて快適に過ごすことができるので、これまでのSUVの送迎で最も評価が高かったのはエクストレイル(T33)でした。

後席用サイドサンシェードも装備

そしてこちらもエクストレイル(T33)の良かったポイントなのが、後席用サイドサンシェードが装備されていること。

これも妻や子供、茶道イベントで送迎する際に着物を着たお客さんからの評価も高く、プライバシーが守られるだけでなく、日よけにもなるので良かったとのこと。

ちなみに後席用サイドサンシェードが装備されるSUVモデルといえば、レクサスのフラッグシップモデルとなる新型LX600が挙げられますが、競合モデルのホンダ新型ZR-Vやトヨタ・ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4、マツダCX-5、そしてスバル・フォレスター(Subaru Forester)では装備されていないため、そう考えるとここまで乗員のことを考えたDセグメントSUVの後席は他に無いんじゃないか?と思えます。

日産新型エクストレイル【T33】の質感がヤバすぎた!フルモデルチェンジされて高級感爆上がり!希少な2WDモデル納車後すぐに撮影【e-POWER】

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