頼むからトヨタちゃんと仕事してくれ!新型アルファード/シエンタやレクサスLX600などに配信されたソフトアップデートのお知らせが「文字化け」していた件

アップデートのお知らせを配信する以前に、トヨタは事前チェックという単純作業すらもできないのだろうか…

2024年2月15日、トヨタ/レクサスの新世代ディスプレイオーディオを搭載しているであろう全車種?を対象に、ソフトウェアアップデートに関するお知らせが配信されたものと予想されますが、その配信内容が「あまりにもお粗末」なもので、ソフトウェアアップデート配信以前の問題で、「一部文字化け/記載ミス」しているところがあったんですね。

とても世界を代表する、品質を重視した日本の自動車メーカーとは思えないほどのお粗末ぶりですし、今後配信されるであろうアップデートソフトも本当に信頼できるものなのか?特にドライビングサポート機能や予防安全装備Toyota(Lexus) Safety Senseのプログラムアップデートは、人の命がかかっていますし、しっかりと事前チェックした上で世に出して大丈夫なものなのか?さえも不安に思うレベルです。


これが「世界のトヨタ」が配信するソフトウェアアップデートのお知らせ内容

早速問題の配信内容を見ていきましょう。

上の画像は、トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)に配信されたお知らせ内容ですが、私が他に所有する新型プリウス(New Prius)やシエンタ(New Sienta)でも同様の配信内容を確認済みです。

ソフトウェアアップデートのお知らせ

差出人:トヨタ自動車株式会社

2024年02月15日(木)16:00

平素はT-Connectをご利用いただき誠にありがとうございます。\n

以下のアプリにつきまして、ソフトウェアをアップデートいたします。\n\n

■対象アプリ:「お知らせ」\n

■更新の目的:軽微な機能改善\n

■主な更新内容:機能のチューニング\n

■更新時間:2024年2月26日(月)より順次、30秒程度\n

■※更新中は、対象のアプリがご利用いただけません

上の画像にもある通り、やたら「\n」が記載されていることが確認できますね。

既にご存じの方も多いと思いますが、これは文字列の最後に記入することで「改行」することが可能なプログラミングやテキストなどのコードなのですが、なぜかその改行のコードが、今回のお知らせに入り込んでしまったんですね(もしかして”<>”の記載を忘れてしまったとか?)。

トヨタだけでなくレクサスでも同様のミスを確認

ちなみにこちらは、レクサス新型LX600のお知らせ内容。

先程のアルファード/プリウス/シエンタと同じであることから、おそらく他の新世代ディスプレイオーディオを搭載するモデルにも配信されていると予想されます(ブログ読者様からも、新型NX/RX/ES300hなどでも同様のミスが確認されているとの報告アリ)。

おそらく対象台数は、何十万台~何百万台にも上るとは思いますが、これだけ数多くのユーザーが見るにも関わらず、配信する前にチェックをしなかったのでしょうか?

これだけ初歩的なミスをするとなると、それ以上の高度なアップデートを信用することは難しいと思いますし、「本当にトヨタは仕事してるの?」と疑われても不思議ではないところ。

2ページは:トヨタのチェック不足が疑われるOTAアップデートのミスも?