中東日産に新グレードの新型フェアレディZ PROTOが登場!激渋なステルスグレー&イエローキャリパー&イエロー内装ながらも、SNSでは「それよりも早く生産して納車しろ!」と批判の声も

日本では「NISMO」、中東では「PROTO」が新グレードとして追加

日本市場では2022年7月に発売された、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

その1年後となる2023年8月には、一部改良により以下が設定されました。

◇Amazon Alexaの追加

◇アメリカでもラインナップされているブルー内装の追加(一部グレードのみ)

◇新色となる432オレンジの追加

◇ディーラーオプション・カスタマイズドエディションが追加販売

◇特別グレードNISMOが追加販売

日本での納車がまだまだ進んでいないフェアレディZ(RZ34)ですが、中東では新グレード「PROTO」が追加されるとして(色々な意味で)話題になっています。


初回特別仕様車Proto Specとは異なる、新たな一面を見せてくれるフェアレディZ(RZ34)

こちらが今回、中東日産(Nissan Middle East)より発表・発売された2024年モデルの新型フェアレディZ PROTO(海外では「Z」という名称にて販売)。

日産が初回限定で販売した「イカズチイエロー×スーパーブラックルーフ」のみのボディカラーで、イエローのブレーキキャリパー、ブロンズカラーの鍛造アルミホイール、イエロー内装を採用したProto Specとは若干異なり、渋めのグレー系をメインにした特殊なグレードとなります。

このPROTOグレードは、ボルダーグレー×スーパーブラックルーフのみが設定され、日本市場向けだとステルスグレー×スーパーブラックルーフに相当します。

足もとを見ていくと、ブラック塗装された19インチの鍛造アルミホイールが装着され、ブレーキキャリパーはイエローカラーにペイントされ、さりげなくProto Specの要素を残しています。

ちなみにパワートレインは、排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力405ps/最大トルク475Nmを発揮。

トランスミッションは、6速MT/9速AT(パドルシフト付)の何れかから選択が可能で、駆動方式は後輪駆動[FR]のみとなっています。

日本向けでいえばversion STをベースにした特別グレード

リヤエンドはこんな感じ。

リヤスポイラーが装着されていることから、おそらくベースとなるグレードは(日本市場向けで言えば)version ST。

しかし、リヤスポイラーには”Fairlady Z”のバッジは貼付されず、リヤセンターガーニッシュの右側に”Z”のバッジが貼付される仕様なので、この点はアメリカ市場向けなどと同じ。

2ページ目:内装はProto Specと同じでイエローアクセント付き!SNSでは「そんなグレード追加するよりも早く生産・納車しろ!」との批判も