中東日産に新グレードの新型フェアレディZ PROTOが登場!激渋なステルスグレー&イエローキャリパー&イエロー内装ながらも、SNSでは「それよりも早く生産して納車しろ!」と批判の声も

(続き)中東向けとなる日産の新型フェアレディZ PROTOを見ていこう

引き続き、中東向けとして発売された日産の新型フェアレディZ PROTOを見ていきましょう。

内装はProto Specと同じイエローデザインを採用

続いて内装も見ていきましょう。

内装はProto Specと同じで、ブラックを基調としつつ、イエローの差し色やグラデーションが追加されたデュアルトーンタイプ。

メーターは12.3インチのフル液晶タイプで、センターナビゲーションディスプレイは8インチのみを搭載。

8インチナビゲーションディスプレイに加えて、8スピーカーのBose製オーディオシステムや、Apple CarPlay/Android Auto、オーディオストリーミング機能を備えたBluetoothハンズフリー電話システム付となるディスプレイオーディオも標準装備となります。

トランスミッションは、6速MTと9速ATの何れかから選択が可能ですが、この新グレードPROTOは生産台数を限定するのか、それともカタログモデルとしてラインナップするのかは不明。

あれっ?ボディカラーはイカズチイエローに見えるが…?

先程のインテリア画像で勘付いた方も多いと思いますが、中東日産が公開した今回の公式画像では、何とボディカラーがイカズチイエローになっているんですね。

単純にProto Specの画像の使い回し?ということも考えられますが、もし他のボルダーグレー以外のボディカラーも選択できるのであれば魅力的。

予防安全装備はちょっと不満に思う所も

他の装備内容としては、予防安全装備となる歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキや、ブラインドスポットインフォメーション、車線逸脱警告、リアクロストラフィックアラート、オートハイビームアシスト、インテリジェント前方衝突警告などが全て標準装備。

ただし、レーンキープアシストや標識認識が搭載されていないため、この点は実際にフェアレディZ(RZ34)を所有する身としては、ロングドライブ時に必要と感じる不満ポイント。

今回のモデルについて、インフィニティ・ミドルイースト日産サウジアラビア社長兼日産中東マネージング・ディレクターのティエリー・サバグ氏は、「ダイナミックな日産Zプロトを当社のラインナップに導入できることに興奮しており、当社の『興奮するイノベーション』の精神を体現し、この地域の象徴的なスポーツカーの伝統を継承したZ プロトは、その印象的なデザインでドライビング エクスペリエンスを再定義し、愛好家が路上で目立つことを可能にします。この特別なモデルは、個性を求める顧客の要望を反映し、自動車の新時代を約束します」とコメントしています。

以上が、中東日産が販売する新型フェアレディZ PROTOの基本仕様となりますが、2024年2月13日より、中東全域の日産パートナーネットワークにて購入することが可能ではあるものの、具体的な価格帯などは後日公開されるとのこと。


SNSでは「そんなことよりも、早く日本向けを生産してくれ!」といった不満の声が多数

今回の中東向けの新グレードが追加されたことにより、また新たなフェアレディZ(RZ34)のデザイン性を見ることができた一方で、SNSでは…

◇中東でそんなモデル販売するよりも、早く日本向けの生産と納車を進めてくれ

◇最も優先すべきアメリカ向けの生産はほぼ落ち着いたのに、日本よりも中東を優先するのか

◇結局日本向けの生産はいつになったら完了するのか?

といったクレームもあり、「素直に喜べない」のが実情なのかもしれません。

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Reference:NissanMiddleEast