日本人オーナーにも納車されているアストンマーティン新型ヴァルキリーがまたも競売へ!フロントエンブレムは厚さ40ミクロンで約100万円のオプション…予想落札価格は5億円超えか

今後もまだまだオークションや中古車市場にて転売されるかもしれないヴァルキリー

アストンマーティンが世界限定150台のみ販売したハイブリッドハイパーカー・ヴァルキリー(Astom Martin Valkyrie)。

公道を入ることのできるレーシングカーとして誕生し、既に日本国内では前澤友作 氏や三浦陽成 氏、そして森健 氏といった著名なVIP顧客に納車されています。

諸費用だけでも日本円にして約6,000万円かかり、総支払額だと約4.5億円~約5.0億円と言われるヴァルキリーですが、早くも海外の競売にて出品され話題となっています。

具体的にどのような仕様なのか、予想落札価格はどれぐらいなのかチェックしていきましょう。


ヴァルキリーの仕様をチェックしていこう

こちらが今回、海外オークションサイトRM Sotheby’sオークションにて出品された2023年式のアストンマーティン・ヴァルキリー。

本モデルの基本情報を見ていくと、ボディカラーには、オーナーが好む大きなメタルフレークを含むシンティラシルバーが設定され、このボディカラー代だけで数百万円にも上るとのこと。

そしてシルバー仕上げのコントラストをなすのは、スピードレッドのディテールアクセントと、Qパーソナライゼーション部門の専用オプションとなるサテンおよびグロスグラフィックパッケージ。

このオプションだけでも数百万円にも上るとのことで(具体的な金額までは記載されていない)、オプションの総額だけでスーパーカーが1台購入できるレベル。

他にもオプションリストを見ていくと、露出したグロスカーボンファイバー仕上げとなるルーフやエンジンカバー、マットブラック仕上げのマグネシウムパフォーマンスホイール、レッドのブレーキキャリパー、Zirotec Blackエキゾーストシステムをインストール。

フロントエンブレムだけで約100万円?!

そして画像では確認しづらいですが、ヴァルキリーのフロントノーズに貼付されたオプションのチタン製エンブレムは約100万円とこれまた高額。

このエンブレムは、厚さ40ミクロンと極薄で(加工技術の限界の厚さ)、重量は僅か0.4gと超軽量。

当初は軽量化も考慮してステッカーを貼付する予定でしたが、これだけのレーシングモデルに「ステッカーはふさわしくない」という理由から極薄チタンが採用されたとのこと。

そしてフロントウィンドウの中央に設けられたワイパーも、自動車用の製品ではなく、スペースシャトルのエンジニアによって設計されたカーボンファイバー製ワイパーとのことで、こちらも相当な費用がかっていると予想されます。

走行距離は僅か「123km」で、150台中51台目に製造

ちなみにこのモデル、世界限定150台中51台目に製造された個体とのことで、順番としてはかなり早い方ですが、今回のオークション出品時の走行距離は僅か123kmと全く走られていないそうです。

2ページ目:車内にはヘッドホンが搭載され、その理由がうるさすぎて会話ができないから?気になる予想落札価格は?