価格が高過ぎてヤバイ…日本向けホンダ新型CR-V e:FCEVの価格は805万円から!「グレードは僅か1種類のみ」「トヨタ新型クラウンセダンFCEVを強く意識?」
新たな未来を切り開くホンダの新世代FCEVモデルは、思った以上に高額だった
2024年夏頃に発売予定となっている、水素燃料電池を搭載するホンダ新型CR-V FECV。
厳密にはe:FCEVモデルとして販売される予定ですが、ようやく本モデルの価格帯が判明。
前回のブログでもお伝えした通り、本モデルのグレード展開は僅か1種類のみで、ボディカラーは僅か2色のみ、メーカーオプションの設定無し、駆動方式は前輪駆動[FF]のみとなっているため、かなり限定的な層をターゲットにした一台となっています(法人枠が多そう)。
本モデルの主要装備やボディカラー、予防安全装備Honda SENSINGなどのおさらいも含めて、一体どれぐらいの価格帯となるのかチェックしていきましょう。
※発表・発売前の情報でもあるため、「予想される」「見込み」「考えられる」といった記載がありますので、予めご了承ください
CR-V e:FCEVの燃料電池コストは、先代クラリティ・フューエルセルの3分の1
CR-V e:FCEVの基本情報をおさらいする前に、まずは搭載される次世代燃料電池システムについて見ていきましょう。
本モデルでは、アメリカの大手自動車メーカーであるGM(ゼネラルモーターズ)との共同開発により、アメリカ・ミシガン州の合弁会社Fuel Cell System Manufacturing, LLCにて生産するユニットを搭載する予定です。
低コスト化はもちろんのこと、耐久性および耐低温性能の向上が図られていて、以前ホンダが販売したFCEVセダンのクラリティFUEL CELLに搭載していた燃料電池システムと比較するとコストは3分の1に抑えられているとのこと。
一方で耐久性においては2倍近くまで向上され、耐低温の向上も実現。
こうした次世代技術を搭載するCR-V e:FCEVですが、将来的にアメリカや日本市場にてどれだけ普及するのか?も気になるところですが、その一方でガソリンモデルやハイブリッドモデルとは異なり「数がでない」ことを考えると、開発費用を回収するためには、必然的に車両本体も高額になることは避けられないでしょう。
ボディカラーは有料色の2色のみ
続いてボディカラーですが、こちらは前回のブログでもお伝えした通り、プラチナホワイトパールとメテオロイドグレーメタリックの2色のみをラインナップ予定していて、内装カラーはブラックのみ。
何れも有償カラーで+44,000円(税込み)となる予定です。