日本人オーナーにも納車されているアストンマーティン新型ヴァルキリーがまたも競売へ!フロントエンブレムは厚さ40ミクロンで約100万円のオプション…予想落札価格は5億円超えか
(続き)競売に出品されるアストンマーティン・ヴァルキリーを見ていこう
引き続き、競売に出品されるアストンマーティン・ヴァルキリーの仕様を見ていきましょう。
フォーミュラカーやLMP1カーのようなカヌー型モノコック
こちらはリヤビュー。
カーボンモノコックボディでありながらも、リヤアンダーはボックスタイプではなく、必要最小限のスペースを確保したカヌー型。
徹底的な軽量化と空力を考慮したレーシングカー以上に、F1カーやLMP1カーを彷彿とさせるスタイルで、おそらくここまでクレイジーなボディを持つハイパーカーは他に存在しないのでは?と思わせるほど。
なおリヤウィングには、上方2本出しとなるマフラーの熱に耐えうる「ロケット弾頭に使用される塗料」を使用しているのもポイントで、改めて「公道を走る車には必要の無い」しかし、車好きが発狂するような夢の素材とパーツを揃えたドリームカーであることは間違いなし。
そしてドアは、カモメの翼をイメージするガルウィングドアを採用。
足もとについては、先程も記載した通りマグネシウムパフォーマンスホイールを装着し、タイヤサイズはフロントが265/35 R20インチ、そしてリヤは325/30 R21インチの前後異径サイズとなります。
インテリアはスパルタンでシンプル
続いてインテリアも見ていきましょう。
ヴァルキリーのインテリアは非常にシンプルな上に、無駄なものをそぎ落とすことで軽量化とドライブに集中するレイアウトになっています。
シートカラーとしてはレッドを主体としつつ、ブラックのアクセントを加味したアルカンターラシートを採用し、サテン仕上げのカーボンファイバーオーナメントパネルを贅沢に使用しています。
なぜ車内にマイク付きヘッドホンが?
そしてこの車のユニークなポイントが、車内にマイク付きヘッドホンが搭載されていること。
いわゆる無線での通信・やり取りするためのユーティリティなのですが、ヴァルキリーの走行時やアイドリング時は想像を超えるほどに「うるさい」とのことで、こうしたマイク付きヘッドホンを使用しないと、隣同士の会話ができないそうです。
そんなヴァルキリーのパワートレインは、排気量6.5L コスワース製V型12気筒自然吸気エンジン+リマック製電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム総出力1,176ps/システムトルク900Nmを発揮。
トランスミッションは、シングルクラッチタイプの7速シーケンシャルトランスミッションを採用しているため、シフト変換時のショックはかなり大きいものと予想されます。
予想落札価格は、日本円に換算して最大約5億円!
そんな特別な個体ともいえるヴァルキリーですが、海外オークションサイトでの予想落札価格は2,900,000ドル~3,300,000ドル(日本円に換算して約4.4億円~約5.0億円)と云われています。
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Reference:RMSotheby’s