【価格は349万円から】最大52万円の値上げはヤバイ…マイナーチェンジ版・トヨタ新型GRヤリスのグレード別価格帯が判明!6速MTと8速ATの価格差は35万円

しかも各販売店に振り分けられている初回枠の台数は少ない

2024年3月上旬に発売予定となっている、トヨタのマイナーチェンジ版・新型GRヤリス(Toyota New GR Yaris)。

内外装のデザイン変更だけでなく、着座位置の改善や、新開発の8速ATを追加ラインナップするなど、その変更・改良内容はフルモデルチェンジ級とも云われています。

そんな期待度の高いGRヤリスですが、ようやくグレード別価格帯が判明したものの、おそらくほとんどのトヨタディーラーでは振り分け台数が決まっており、概ね初回枠が「埋まっている(つまりは完売)」のではないかと推測されます。


GRヤリスは、新型アルファード/ヴェルファイア同様に買いたくても買えない

私がいつもお世話になっているトヨタディーラー4店舗(トヨペット/トヨタカローラ/トヨタ自動車/ネッツトヨタ)に取材してみたところ、どうやら各支店に振り分けられる新型GRヤリスの台数は「一桁台」とのことで、なかには過去の販売実績などを鑑みて「1台のみ」というところもあるようです。

そのため、2024年3月上旬に発売されても、販売店で購入しようとしても「既に初回枠は完売しているため、注文できません」と回答されるのが続出するのではないかと予想されます。

現時点で、「初回枠はどの期間のことを指すのか?」は明らかになっていませんが、ノンハイブリッドスポーツモデルというニッチな市場で展開されるモデルということもあり、そもそも法規制が絡んでいつまで販売されるかもわからないモデルですから、今回の機会を逃すと「今後購入することは難しい?」ということも考えられるかもしれません。

マイナーチェンジ版・新型GRヤリスの改良・変更内容をおさらい

おさらいも兼ねてになりますが、今回のマイナーチェンジにより、GRヤリスが改良・変更されたポイントは以下の通り。

【(2024年)新型GRヤリスの改良・変更概要一覧】

◇エクステリアデザイン変更

◇インテリアデザイン変更

◇6速MTだけでなく、新開発8速AT「GR-DAT」を追加

◇パワートレインをアップデート
→排気量1.6L 直列3気筒ターボエンジン(最高出力272ps → 304ps/最大トルク370Nm → 400Nm)

◇ドライビングポジションを25mm低く設定

◇排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載するGRヤリスRSは廃止

◇12.3インチフル液晶メーター採用

◇バンパーロアサイドに分割構造を新採用(修復費用低減)

◇サブラジエーター及びATFクーラー熱排出の向上(クーリングパッケージの設定等)

◇シャシーとボディの強化

◇モータースポーツ参戦を考慮した縦引きパーキングブレーキを新設定

以上の改良・変更内容を見ていくと、改めてフルモデルチェンジ級であることがわかりますし、パフォーマンスが大幅に向上していることを考えると、前モデル比+40万円~50万円ほど値上げしていも不思議ではないところ。

ボディカラーは全5色をラインナップ

続いてボディカラーを見ていきましょう。

今回のマイナーチェンジにより、プレシャスメタルが新色として設定されます。

なお、無償カラーが僅か1色というのもシビアですが、今後無償カラー自体が希少な存在になるということも考えられるかもしれないですね。

[NEW]プレシャスメタル(有料色+55,000円)

◇スーパーホワイトⅡ

◇プラチナホワイトパールマイカ(有料色+33,000円)

◇プレシャスブラックパール(有料色+55,000円)

◇エモーショナルレッドⅡ(有料色+55,000円)

以上の通りとなります。

ちなみに、今回ラインナップされる競技用グレードのRCでは、スーパーホワイトⅡの1色しか選択できないので注意してください。

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