高級感凄いな…フルモデルチェンジ版・日産の新型キックスが世界初公開!斬新なヘッドライトに12.3インチのフル液晶メーター&ディスプレイ搭載
エントリークロスオーバーでここまで高級感マシマシにしてくるとは…
日本時間の2024年3月23日、日産のアメリカ部門である日産USAが、フルモデルチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)を世界初公開しました。
前日となる22日には、ヘッドライト/テールランプデザイン、フロントグリルの一部をティーザー動画にて公開し、これまでの日産には無い新たなデザイン言語を導入することが濃厚だと考えられていました。
今回実車が公開されたことで、日産のデザインアイコンであるデジタルVモーショングリルは採用せず、斬新なヘッドライト意匠が採用され、更に個性的なボディカラーも設定されているようです。
新型キックスは、デジタルVモーショングリルとは異なる新たな顔つきで勝負!
こちらが今回、世界初公開された2025年モデルとなる新型キックスのエクステリア。
画像でもお分かりの通り、日産のアイコンでもあったデジタルVモーショングリルが廃止となり、しかし水平基調のグリル意匠や新世代の”NISSAN”エンブレム、そしてこれまでの日産には無かったヘッドライト意匠を採用しています。
これまでに無い多眼化されたヘッドライト
特にヘッドライト周りを見ていくと、ティーザー動画でも確認できた通り、水平基調のLEDデイライトが縦4つに並べられ、フロントヘッドライトもこれまた珍しい小型四眼タイプへと変更され精悍な顔つきに(両端にはサイドマーカーランプ)。
現時点では、新型キックスにアダプティブハイビームシステム[AHS]が設定されるかは不明ながらも、ヘッドライトを多眼化するということは、オートハイビーム[AHB]に留めるとは考えにくいですし、一方で「エントリークロスオーバーでどこまで充実した装備にするんだ…価格設定はどうなるんだろう」と心配になる部分も。
あとはフロントグリルに”SR”のグレードバッジが貼付され、その直下にはレーダーパネルが装着されています。
マツダMX-30を彷彿とさせる斬新な2トーンカラー
こちらはサイドビュー。
具体的なボディサイズまでは不明ながらも、現行モデルをイメージさせるようなコンパクト感と、筋肉質なボディラインは受け継がれていますし、真っすぐなベルトラインが後方へと伸びていくところも美しく見えます。
そして本モデルの特徴の一つでもあるフローティングルーフをモチーフにしたダークレッドの2トーンカラーは、どことなくマツダMX-30をイメージさせるものがありますが、これまでの日産には無かった新たな配色。
足もとのアルミホイールは、これまで何度かスパイショットされた開発車両同様に、大きめの3スポークタイプで、タイヤ銘柄はブリヂストン。
具体的なタイヤサイズまでは不明ながらも、おそらくは17インチ~18インチになると予想されます。
遂にキックスにもムーンルーフを設定
こちらはトップルーフ。
シルバー加飾のルーフレールに加え、遂にキックスでもムーンルーフが装備されるように。
ここまでの装備内容になってくると、パワートレイン次第では総額400万円~500万円になっても不思議ではないレベル。
レクサス新型LBX並みの価格設定になるかもしれませんね。
テールランプも斬新なレイアウト
こちらはリヤデザイン。
テールランプもこれまた個性的で、フロント同様に水平基調を縦に並べるレイアウトで、画像を拝見する限りではリヤウィンカーもフルLED化されているように見えます。
そしてテールゲートの左下には、”KICKS”のバッジが貼付され、右下には”SR AWD”のバッジが貼付されていることから、ガソリンモデルでも四輪駆動[AWD]の設定があることがわかります。