こんな提案を頂いた。レクサススタッフ「今だと納期2~3か月ぐらいなので、2台目の新型IS500 F SPORT Performanceを買いませんか?」→間髪入れずにお断りした話

スタッフからすれば冗談半分のつもりだったのかもしれないが、さすがに笑える話ではなかった

2023年4月に私に納車されて11か月が経過した、レクサス新型IS500 F SPORT Performance[2WD]。

走行距離はまだ3,000km程度と、ほとんど距離は伸びていませんが、レクサスの中でもトップクラスのアグレッシブさとクールさ、そしてクロスプレーンの持つ独特の排気干渉を伴う野太い重低音が、IS500らしいノスタルジックな乗り物を”その気”にさせてくれるため、まだまだ所有し続けていきたい一台だと考えています。

そんなIS500も、もうすぐ納車されて1年が経過しようとしていますが、先日私が以前お世話になっていたレクサススタッフさんとのやり取りで、ちょっと残念な出来事がありました。


発売当初は「納期未定」だったIS500 F SPORT Performanceだが、気が付けば「納期3か月程度」で納車可能に

日本市場向けのIS500 F SPORT Performanceが発売されたのが2022年11月。

当時は部品・半導体の供給不足により、初回限定500台のみとなる特別仕様車First Editionが優先的に生産・納車され、その後スタンダードモデルが2024年秋頃にかけて累計500台生産する計画で販売されました。

元々IS300 F SPORT Mode Black乗りだった私は、現行ISのデザインには一目ぼれしていましたし、絶滅危惧種ともいえる排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載する国産スポーツカーは、後にも先にもこのモデルが最後だと考えていたため、私としても「買う」以外の選択肢はなかったんですね。

車両本体価格は850万円(税込み)で、支払い総額としては約950万円と1,000万円近くの高額車両になるため、まさに大排気量エンジンの音を堪能するために、この金額を支払っているようなものでした。

ちなみにこのモデル、私がお世話になっているレクサスディーラーでは、購入希望者のみを集めた抽選形式だったのですが、運が良かったのか見事に当選。

納期はいつ頃になるかわからなかったものの、結果的には半年たたずの2023年4月に納車されました。

ISはフルモデルチェンジせず、2025年モデルとして一部改良との噂も

前述にもある通り、本モデルには大排気量V型8気筒自然吸気エンジンが搭載されているため、いつ販売終了してもおかしくない一台ですし、法規制が絡めば今後販売されないのでは?とも懸念された一台でしたが、2024年3月時点での納期は何と「2か月~4か月」ほどと短納期に。

しかも、IS500 F SPORT Performanceは今後、2025年モデルとして一部改良され、リヤエンドの”L”マークエンブレムから”LEXUS”のレタリングバッジへと変更され、内装カラーの見直しなどが行われると噂されています。

一方で、ガソリンモデルとしてこれまでラインナップされてきたIS300とIS350が、次回の一部改良までに生産・販売を終了するとの衝撃的なニュースもあり、おそらくは次期ISの市販化に向けて、徐々にラインナップグレードをスリム化していくのではないかと予想。

そのため、今後レクサスISのラインナップモデルで残されるグレードは、最も売れ筋となるIS300hと、ハイパフォーマンスモデルとなるIS500の2グレードのみということになり、絶滅危惧種どころか普通のカタログモデルとして今後もラインナップされていくということに。

2ページ目:レクサススタッフさんからの提案に疑問を感じてしまい…?