日本人オーナーにも納車されているランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4が競売に登場!ド派手なブロンズカラー…予想落札額はとんでもないことに?

新型カウンタックLPI 800-4は世界限定112台、このカラーの個体は世界で僅か2台のみとの情報だが…

ランボルギーニが世界限定112台のみ販売したという新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach LPI 800-4、別名:クンタッチ)。

今は亡きマルチェロ・ガンディーニ氏がデザインした初代カウンタックに敬意を表した一台で、ベースとなるのは世界限定63台のみ販売されたシアンFKP37。

日本人オーナー(代表的な人物であれば三浦陽成 氏)にも納車されていますが、ランボルギーニが定めた上位顧客のみが購入できる幻の一台です。

そんな新型カウンタックが、海外オークションサイトRM Sotheby’sに出品されることが判明しました。


おそらくはドイツの大富豪に納車されたブロンズ系(ルシ・デル・ボスコ)の個体

こちらが今回、RM Sotheby’sオークション in モナコにて出品される2022年式の新型カウンタックLPI 800-4。

ボディカラーはブロンズ系となるルシ・デル・ボスコで、足もとにはゴールド塗装仕上げとなるリボルバータイプの鍛造アルミホイールを装着。

元々ルシ・デル・ボスコの個体は、アメリカとドイツのオーナーにのみ製造されたとの事前情報もありますが、足もとのホイールがゴールドに搭載されたのはドイツ人オーナーのAndreas Reibchen氏のみ。

つまり、今回オークションに出品される個体は、ドイツの大富豪であるAndreas Reibchen氏の個体である可能性が極めて高いわけですが、同氏はランボルギーニの歴代モデルを好むオーナーとしても非常に有名だっただけに、なぜ新型カウンタックを手放すことになったのかが気になる所(しかもインスタグラムは非公開になっているため、何か特別な理由があったのかもしれない?)。

新型カウンタックって、ここまで車高低かったかな…

ゴールド仕上げの鍛造アルミホイールは、センターロックでの固定となり、その奥にはブラックのブレーキキャリパーカバーに、カーボンセラミックのディスクブレーキを装着。

個性的なフロントフェンダーのクリアランスは、指1本分入るかどうか…というレベルの低さですが、これが純正本来の低さなのか、はたまたローダウンスプリングで若干車高を落としているのかは不明。

ただ、日本仕様の新型カウンタックLPI 800-4を拝見した際は、ここまでクリアランスが無かったと記憶しているため、もしかすると改造しているのかもしれませんね。

フロントマスクは、まさに初代カウンタックを彷彿とさせるレトロ且つノスタルジックなデザインで、スクエアタイプのフロントヘッドライトはディアブロ(Diablo)の後期風。

ドア開閉はシザードアを採用するが、先代カウンタックとは異なる

ドア開閉はランボルギーニのフラッグシップモデルでお馴染みとなるシザードアを採用。

但しこのドア開閉、カウンタックやディアブロ、ムルシエラゴのように90度垂直にオープンするのではなく、アヴェンタドールより採用された「若干外側に傾く」形でのドア開閉となります。

ちなみにこちらが、先代カウンタックのシザードア。

こうして見比べてみると、同じ「上に開くドア」でも全く印象が異なりますね。

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