ごめん、違いがわからん…ランボルギーニが世界限定10台の新型ウラカンSTJを発表→まさかの公道走行不可!テスラ新型サイバートラックがあり得ない価格で転売

(続き)テスラ新型サイバートラックの特別仕様車があり得ない金額で転売!一体なぜ?

続いて、2023年12月より一般ユーザー向けに納車が開始されたテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)。

アメリカでは、初回限定1,000台のみとなる特別仕様車ファウンデーションシリーズが先行にて製造・納車される流れとなっていますが、既に本モデルが海外オークションサイトにて転売されたり、転売・輸出したユーザーを対象にペナルティが科されるなど、とにかく話題の尽きないモデルとなっています。

そんなサイバートラック・ファウンデーションシリーズが、直近にて競売に出品され、とんでもない金額にて落札されたそうです。


何と新車価格の2倍以上(日本円換算で約4,000万円)にて落札!

こちらが今回、RM Sotheby’sオークションサイトにて出品されたサイバートラック・ファウンダーシリーズ。

本モデルの新車販売価格は、120,000ドル(日本円に換算して約1,820万円)とかなり高額ではありますが、実は今回のオークションでの最終落札価格は「2倍以上」となる262,500ドル(日本円に換算して約3,990万円)。

このモデルのスペックは、3基の電気モーターを搭載することによりシステム総出力845psを発揮し、完全自動運転(FSD)や18.5インチインフィニティディスプレイ、デュアルサブウーファーなどを標準装備。

走行距離は80kmと全く走られておらず、軽く街中を走らせた程度の中古車(っというかほぼ新古車)となるわけですが、ちょっと意外だったのは販売元。

このサイバートラックを販売しているディーラーでは、「ShibaInu(柴犬)」という名前のディーラーによって販売されていて、これはテスラCEOであるイーロン・マスク氏が、ソーシャルメディアプラットフォームへの投稿で頻繁に宣伝してきた暗号通貨ドージコインの元になった犬の品種がベースになったもの。

なぜ今になってファウンデーションシリーズが高額落札されたのか?

それにしても…なぜこのような金額で落札されたのか?が気になるかと思いますが、どうやらファウンデーションシリーズの受注並びに生産が完了するのが、2025年まで延びる可能性が高まっていることから、ファウンデーションシリーズの希少性が高まっているとのことで、(一時的とはいえ)新車価格の2倍以上にまで跳ね上がった可能性が高いそうです。

色々な意味で相場が崩壊しているサイバートラックですが、良くも悪くも注目され、しかも投機目的にて購入するのは極めて危険なピュアEVでありながらも、サイバートラックはそういった常識を打ち破るほど。

今後この相場がどのように変化していくのかは不明ですが、少なからず新車価格よりも高額値で買い取るような流れは、今後も続くかもしれません。

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Reference:motor1.com, RMSotheby’s