ベースはトヨタ・クラウンとホンダ・アコードと三菱!ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカが凄い!このままランボ本社からの訴訟に発展しなければ良いが…

東南アジアユーザーのバイタリティの高さにはいつも驚かされる

2023年8月、タイのパトゥムターニー県にあるキット・レーシング・ボディショップが、ルアミット・オートパートと呼ばれる企業からの協力を得て、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(Lamborghini Aventador SVJ)のレプリカモデルを製作したことを紹介しました。

当時はまだ、ボディパネルにオリジナルの塗装を施していない未完成の状態でしたが、あれから更なる創意工夫により、ようやく最終完成形へとたどり着いたとのこと。

改めて、どのようなもモデルがベースとなったのか?エンジンは何を使用しているのかなどもチェックしていきましょう。


何とプラットフォームはトヨタ・クラウンとホンダ・アコード!

こちらが今回完成されたアヴェンタドールSVJのレプリカモデル。

「えっ、これレプリカなの?」と見間違うほどに完成度が高く、アヴェンタドールSVJをベースに、愛知県のアフターパーツメーカーであるリバティーウォーク(Liberty Walk)がカスタマイズしたかのような仕上がり。

リバティーウォークの象徴ともいえる外付けリベット留めのオーバーフェンダーや、シャコタン且つド派手なカラーリングなど、こういった特徴も上手く表現できているのではないかと思います。

ドア開閉ももちろん、縦に開くシザーズドアを採用。

どう見ても本物にしか見えないアヴェンタドールSVJのレプリカですが、実はベースとなっているシャシーは、フロントセクションがトヨタ・クラウン(Toyota Crown)で、リヤセクションがホンダ・アコード(Honda Accord)。

近年、東南アジアでは様々なレプリカモデルやキットカーが登場し、YouTubeなどでも紹介されてきましたが、その中でもこのアヴェンタドールSVJの完成度はトップレベルで、キットカーのベースに日本車が多く使用されているのもユニーク(それだけ汎用性が高い?)。

本物は高い → それなら自分で作れば良いじゃない?

本物のアヴェンタドールSVJを購入しようと思うと、関税なども含めて1億円を超える個体も珍しくはないため、現地の彼らは「別の車を使って安価な価格帯でスーパーカーを造ろう」と考えるのがスタンダードなのかもしれず、しかしそのバイタリティは高く評価すべきところだと思います。

レプリカモデルといえど、車が持つ本来の空力特性まで考えられているか?といわれると微妙なところですが…

リヤクォータービューの仕上がりも素晴らしく、ブラックのアクセントがカーボンに見えるようにカーボン調テープで上手くカスタマイズ。

固定式リヤウィングの造形も、ゼロの状態から作り上げたとは思えないほどの完成度の高さ。

2ページ目:リヤフェンダーには「日本語」で何かが表記されている?内装はホンダの”アレ”がベース!

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