これは好き嫌いがはっきり分かれそうだ…(2025年)マイナーチェンジ版・日産の新型キャシュカイが世界初公開!内装はレクサスLBXのような「小さな高級車」を意識?
ここ最近の日産の変貌っぷりには驚かされる
2024年4月17日、日産がマイナーチェンジ版・新型キャシュカイ(Nissan New Qashqai)の内外装を世界初公開しました。
キャシュカイは、日本市場向けでいうとデュアリス(Dualis)に相当するモデルで、日産の主力モデルでもあるコンパクトSUV。
現時点で日本での市販化の可能性は限りなく低いものの、今回フルモデルチェンジ後”初”となるマイナーチェンジにより、フロントマスクの変更とインフォテイメントの変更が施され、特にフロントマスクは新型キックス(New Kicks)に匹敵する変貌っぷりを見せています。
賛否が大きく分かれるフロントマスク
こちらが今回、世界初公開された新型キャシュカイのエクステリア。
これまで採用されてきたダブルVモーショングリルや、新型セレナ(New Serena, C28)/ローグ(New Rogue)のようなデジタルVモーショングリルとは異なり、どちらかというと新型キックスのようなワイドで大口化したグリルに近め。
古代日本兵が着用していた鎖帷子鎧からインスピレーションを得たヘッドライト意匠
角度を変えてみるとこんな感じ。
こうして見ると、Vモーション風グリルではあるものの、やはりこれまでの日産のデザイン言語とは一線を画しており、好き嫌いがはっきりと分かれそうな顔つき。
よりアグレッシブさが増したシームレスなLEDポジションランプと、その下部にはフロントグリルと一体感を持たせているLEDデイライト、そして独立型のLEDヘッドライトと3か所に分けられていますが、日産曰く「古代の日本兵が着用していた鎖帷子鎧からインスピレーションを得て作られた」とのこと。
そしてこちらは、LEDポジションランプが反転してフロントウィンカーが点灯する瞬間ですが、点滅式なのか、流れるタイプのシーケンシャルなのかは不明です。
こちらはサイドビュー。
ドアサイドパネルのプレスラインやガーニッシュのアクセントなど、スタイリッシュなエクステリアに抑揚を追加。
イメージカラーはレッド×ブラックルーフの2トーンとなりますが、日産がラインナップするカーマインレッド等とはまた異なる独特の色合いです。
もしかすると、ノートオーラのガーネットレッド×スーパーブラックルーフ2トーンに近い色合いかもしれません。
こちらやリヤクォータービュー。
フロント・リヤフェンダーモールはボディカラーと同色で都会派SUVを演出しつつ、リヤロアバンパーも無塗装ブラックではなくボディ同色にまとめられています。
テールランプ意匠も先進的にアップデート
こちらは真後ろから見たらキャシュカイ。
テールランプも刷新され、逆L字型にOLED風の水平テールランプを組合わせることで”コ”の字型風に演出。
ホイール意匠も独特で、最小サイズが18インチスタートなのも驚き
足もとの20インチタイヤアルミホイールも見ていくと、ホイール意匠は他の自動車メーカーが採用しないようなオリジナルスポーク(新グレードとなるN-Designグレード専用)で、切削光輝とブラックのデュアルトーンの組合せもユニーク。
ホイール意匠のデザインの影響もあるからなのか、シルバーのブレーキキャリパーがブレーキディスクと一体化したかのようにも見えてスマートに。
なおホイールサイズは、20インチ以外にも18インチや19インチも準備されているそうですが、コンパクトSUVクラスでも最低18インチ~というのも驚きです。