まさかの値下げ!(2025年)ビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型カムリのグレード別価格帯が判明!商品力アップで前モデルよりも「安く」買える謎

これまでは一部改良やマイナーチェンジモデルは値上げが当たり前だったが、新型カムリは異例中の異例

2023年11月、アメリカ市場向けとしてビッグマイナーチェンジ版・トヨタ新型カムリ(Toyota New Camry)が世界初公開されましたが、ようやく本モデルのグレード別価格帯が判明。

TNGA-Kプラットフォームをベースとしつつ、パワートレインはハイブリッドのみ、内外装共に大幅に変更されたカムリですが、ここまで大胆に変更された場合、価格帯も+10万円~+30万円ほどアップするのが定番。

しかしながら、新型カムリは極めて珍しい「前モデルよりも安価」な価格設定になっているようです。


新型カムリのグレード構成は大きく4種類

まずは、2025年モデルとなる新型カムリのグレード構成からチェックしていきましょう。

フルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジとなるため、グレード構成自体は特に変更はなく、エントリーグレードLEから始まり、スポーティグレードのSE、上級グレードのXLE、そしてフラッグシップグレードのXSEという構成になっています。

パワートレインに関しては、前回のブログでもお伝えした通り、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルが廃止され、排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドのみの設定となります。

システム総出力は、前輪駆動[FWD]モデルで228ps、四輪駆動[AWD]モデルで235psを発揮し、何れもトランスミッションはeCVTのみを搭載します。

ちなみにこの流れは、レクサスのコンパクトスポーツセダンとなるISでも同じになるそうで、2025年モデル以降より、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するIS300と、排気量3.5L  V型6気筒自然吸気エンジンを搭載するIS350が廃止となり、一方でハイブリッドモデルのIS300hと、V8 NAのIS500は販売を継続するとの噂が浮上しています。

グレード別の主要装備をチェックしていこう

グレード構成が明らかになったところで、続いてはグレード別主要装備をチェックしていきましょう。

まずは、エントリーグレードLEの主要装備から見ていきます。

エントリーグレードLEの主要装備

◇16インチアルミホイール

◇7インチデジタルインストルメントクラスター

◇ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto

◇8インチディスプレイオーディオ

◇Bi-Beam LEDヘッドライト

◇デュアルゾーン自動空調制御

◇ワイヤレス充電パッド

◇予防安全装備Toyota Safety Sense 3.0 ADAS

以上の通りとなります。

続いて、スポーティグレードとなるSEの主要装備をチェックしていきましょう。

スポーティグレードSEの主要装備

◇LEグレードの装備内容を追加

◇スポーティボディキット

◇SE専用サスペンション

◇18インチアルミホイール(ブラック塗装)

以上の通り、LEとの差別化を図るためにスポーティでアグレッシブな見た目へとアップデートされています。

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