ホンダ新型シビックタイプR(FL5)無限カスタムGroup.Aの量産仕様が遂に発売スタート!但し「開発中」が多すぎて最も必要なパーツが買えず中途半端に
東京オートサロン2024にて発表されて約3か月…遂に”一部”のカスタムパーツが発売スタート!
2024年1月の東京オートサロン2024にて、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)をベースにした無限(MUGEN)カスタムパーツのGroup.AとGroup.Bが発表されましたが、2024年4月18日に、Group.Aのみの量産仕様が発表・発売されました。
今回は、Group.Aのカスタマイズパーツに加えて、その他のMUGENパーツもラインパプされていますが、残念ながら「開発中」だったり「2024年7月以降に発売」など、一部価格情報が明らかになっていないところもあるため、中途半端な内容になっているのが残念です。
Group.Aは、カーボンを使わずにベルリナブラックでまとまった仕上がりに
こちらが今回発表・発売された、シビックタイプR(FL5)専用のGroup.Aエアロパーツ。
ボディカラーはフレームレッドをベースにしつつ、フロントロアスポイラーやサイドガーニッシュ、巨大リアウィングなどを装着しつつ、カーボンパーツを贅沢にしたGroup.Bカスタムとは異なる方向性に仕上がっています。
レーシーな見た目のGroup.Bに比べて、Group.Aはストリートを中心としたようなカスタマイズにも見えますが、果たしてどれほどの価格なのかが気になる所。
➀:フロントアンダースポイラー
それではここから、各種パーツ類の概要と価格帯をチェックしていきましょう。
MUGEN公式ホームページに掲載されているパーツ代は、全て工賃代を含まないパーツ代のみになりますので注意してください。
まずはフロントアンダースポイラーですが、こちらはベルリナブラック塗装で110,000円(税込み)となり、未塗装だと99,000円(税込み)となります。
前面に大きく張り出した形状とすることでダウンフォースの獲得に寄与すると共にCIVIC TYPE Rの存在感を強調。
ベルリナブラック(ツヤ有りブラック)塗装。無限ロゴステッカー付属。
いずれのボディカラーもベルリナブラックの装着を推奨。最適なダウンフォースバランスを得るためにリアウイングとの同時装着を推奨。
標準装備フロントバンパーより約40mmダウン。真空成型のPPE製。
注)装着にはフロントバンパーの一部に穴あけ・カット等の加工をする必要があります
②:サイドガーニッシュ
続いてはサイドガーニッシュ。
こちらもフロントアンダースポイラー同様に、ベルリナブラック塗装で132,000円(税込み)、未塗装処理で121,000円(税込み)となっています。
前後が上に大きく張り出していることでCIVIC TYPE Rのスポーティーなイメージを強調させるサイドガーニッシュ。
ベルリナブラック(ツヤ有りブラック)塗装。
いずれのボディカラーもベルリナブラックの装着を推奨。
標準サイドスポイラーより約27mmダウン。
真空成型のPPE製。
注)装着にはサイドガーニッシュの一部に穴あけ・カット等の加工をする必要があります
③:リアアンダースポイラー
続いてはリアアンダースポイラーですが、こちらはセンター1本出しマフラーを装着した前提での画像になっているものの、純正フルノーマルのセンター3本出しマフラーや、純正のリヤディフューザーが装着された状態でも装着可能かどうかは不明。
ちなみにこちらも、ベルリナブラック塗装付で99,000円(税込み)、無塗装処理だと88,000円(税込み)となります。
車体後方に張り出しを持たせることでレーシングカーのリアバンパーをイメージさせる左右分割タイプのリアアンダースポイラー。
ベルリナブラック(ツヤ有りブラック)塗装。
いずれのボディカラーもベルリナブラックの装着を推奨。
標準リアアンダースポイラーより約19mmダウン。
真空成型のPPE製。
注)装着にはリアアンダースポイラーの一部に穴あけ・カット等の加工をする必要があります
④:リアウィング
続いてはリアウィング。
こちらは基本的に未塗装のみの対応で、本体価格は308,000円(税込み)と結構値が張りますね。
なお、発売時期が2024年9月下旬を予定しているそうなので、おそらく最短納期でも同年10月中旬以降ではないかと予想されます。
可変式ウイングを採用すると共に翼端板をドライカーボン製とすることで軽量化に大きく貢献。
翼端板を外側に大きく歪曲させリアウイングを大きくすることで、のびやかなプロポーションとダウンフォースの獲得を両立。
最適なダウンフォースバランスを得るためにフロントアンダースポイラーとの同時装着を推奨。
未塗装。
無限ロゴ入り。
翼端板はCFRP製、主翼はGFRP製。
⑤:フロントバンパーガーニッシュ
続いては、フロントバンパーガーニッシュ。
コチラはツヤ有りブラック塗装仕上げのみで、先程のスポイラー系同様にベルリナブラックに相当する塗装となり、本体価格は77,000円(税込み)。
鋭く攻撃的な見た目が無限のレーシングスピリットを主張。
ベルリナブラック(ツヤ有りブラック塗装)。
リム成型のウレタン樹脂製。
注)装着にはフロントバンパーガーニッシュの一部に穴あけ・カット等の加工をする必要があります
⑥:LEDテールライト
続いてはLEDテールライト。
テールランプ周りの外観は大きく変わらないものの、テールランプ意匠が変更され、四灯式のポジションライトをベースにしつつ、LEDのリヤウィンカーなどが点灯。
かなり個性的なテールランプに仕上げられていますが、残念ながらこちらは「開発中。別途正式発表をお待ちください。」とのことで、ちょっと中途半端なPRになっているのが残念(2024年末頃とか、ざっくりとした発売時期すらも全く記載されていないのも残念)。
2ページ目:Goup.AやGroup.Bに必要なセンター1本出しマフラーは開発中で発売されず、ステアリングホイールも開発中でまだまだ発売されない?