【悲報】新型ランクル250は「2026年3月」までの枠が決まっていて既に「納期2年」!トヨタが2024年4月「4回目」となる工場出荷目途が更新

新型ランドクルーザー250は、大量生産に向けて納期を大幅短縮する動きがあるようだが…

2024年4月18日に発表・発売されて1週間以上が経過した、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)。

販売店によっては、先着順での販売や、各種条件を設けての厳しい抽選販売などが行われ、特に抽選販売を行っているところは、そろそろ結果が明らかになってもおかしくない時期にまできました。

既に納期も2年以上?!といった噂が浮上していますが、一方で日本経済新聞の報道によれば、どうやらランクル250向けの車体フレームの溶接ラインを新設したことが明らかとなり、これにより大量生産が期待できるとのこと。

但し「日本向けも大量生産する」とは言っていない

ランクル250は、ランクル300やランクル70の中で普及モデルと位置づけられており(ランクルプラドの後継のため)、チーフエンジニアを務める森津圭太 氏は「早いペースで大量生産と品質の両方を実現したい」とコメントしました。

ただ、この大量生産に関しては「国内向け」とは一言も発していないため、もしかすると最優先国であるアメリカや中東、中国などのことを指しているのかもしれません。


ちなみに国内向けは、2026年3月までに生産枠が既に決まっている模様

そんな大量生産が期待されているランドクルーザー250ですが、一方で私がお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、どうやら全国の販売店に「2026年3月」までの生産枠分が既に振り分けられているそうで、この枠を逃してしまうと「納期は2年以上先」になってしまうそうです。

ただ、2023年6月に発表・発売された新型アルファード(New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)のように、ある程度の時期を見越して生産ペースを高め、一部の販売店に追加の受注枠を付与する、という可能性もあるため、現時点では「約2年の納期」ということに。

今後ハイブリッドモデルも追加されれば、新たな特別仕様車の可能性も?

そして初回限定8,000台のみの抽選販売となる特別仕様車First Edition(ファースト・エディション)に関しては、今後も追加での生産の可能性は限りなく低いとのことですが、2025年以降の新たな特別仕様車の可能性も考えられるそうです。

っというのも、現時点で日本市場向けにラインナップされているのは、ランクルプラドと同じ排気量2.7L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデルと、排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するディーゼルモデルの2種類のみ。

今後、ここに遅れてディーゼルマイルドハイブリッドか、直4ターボ+デュアルブーストハイブリッドモデルが追加される可能性があり、ハイブリッドモデルをベースとした初回特別仕様車が販売される可能性もあるようです。

ただ、直4ディーゼルターボベースのFirst Edition ZXで785万円という馬鹿げた価格設定をしていることを考えると、ハイブリッドモデルの特別仕様車は800万円オーバーどころか、900万円を超えてくることは容易に想像できますし「もはやランクル300との差別化はどこにいった?」「これのどこが普及モデルなの?」とツッコまれても不思議ではないと思います。

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