一部改良版・トヨタ新型ランドクルーザー300が2024年内に発売されない?どうやら2024年~2025年にかけての改良スケジュールには含まれていないようだ
新型ランドクルーザー300が発売された直後「納期最長4年」と言われていたが…
2021年8月に発表・発売されて2年8か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。
本モデルの日本での累計受注数は約30,000台と言われており、納期は最長で「4年」かかると言われています。
発売以前から、転売・輸出目的による受注が殺到したため、当時のトヨタとしては極めて珍しい(輸出・転売を禁止するための)誓約書・念書へのサインをユーザーに求めるなど、この辺りからトヨタの販売方式がどんどんとおかしな方向へとシフトしていきました。
2021年8月の発売&受注停止の段階で「納期最長4年」ということであれば、おそらく30,000台目の納車は2025年8月頃になると予想され、つまりは全てのバックオーダーを捌き切るには、2024年4月時点で「残り1年4か月」かかることになります。
2024年秋頃に受注再開&一部改良の噂があるようだが…?
そこで個人的にちょっと気になっているのが、既にSNSやYouTubeなどでも取り上げられているように、「2024年秋頃にランクル300が受注再開&一部改良で大幅値上げする」というもの。
これについては、前回のブログでも紹介した通り、2024年~2025年にかけてトヨタが販売する改良・マイナーチェンジ・フルモデルチェンジ・新型車のスケジュールが、メーカーからトヨタディーラーへと配信されており、実はそのなかにランクル300の一部改良に関する情報が一切掲載されていなかったんですね。
トヨタの2024年~2025年にかけての新車販売スケジュールを見ていこう
ちなみに、トヨタが2024年~2025年に発表・発売を予定している(発売されたモデル含む)新車・新型車は以下の通り。
ランドクルーザー250:2024年4月18日発売済み
シエンタ(一部改良):2024年5月9日発売予定
クラウンエステート:2024年夏頃発売予定
200系ハイエース(一部改良):2024年8月発売予定
40系アルファード(一部改良&ユニット追加):2024年10月発売予定
40系ヴェルファイア(一部改良&ユニット追加):2024年10月発売予定
RAV4(一部改良):2024年10月発売予定
ノア(一部改良):2025年1月発売予定
ヴォクシー(一部改良):2025年1月発売予定
ハリアー(一部改良):2025年3月発売予定
以上の通りとなります。
巷で噂されているランクル300の改良内容とは?
ちなみに、SNSやYouTubeなどで噂されているランクル300の改良・変更内容は以下の通り。
◇12.3インチフル液晶メーター
◇Toyota Safety Sense 3.0への大幅アップデート
・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
・フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
・レーンチェンジアシスト[LCA]
・プロアクティブドライビングアシスト
・安心降車アシスト[SEA]
・ドライバー異常時対応システム◇先進装備のアップデート
・パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)
・トヨタチームメイト・アドバンスドドライブ(渋滞時支援)
・トヨタチームメイト・アドバンスドパーク◇12.3インチの新世代コネクティッドナビPLUS
◇パドルシフト(3.3Lディーゼルターボのみ?)
◇デジタルインナーミラー
上記は、あくまでも噂であり確定情報ではないので注意してください。
あと、これらの改良に加えて、材料費や物流費の高騰、更にはランクル250との価格差を設けるために、+70万円~+150万円の価格アップが懸念される?との噂がありますが、これについてもトヨタディーラーにはそのような情報は入っていないようです。