フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの実車チェックで気になる点は?ステップワゴンとの差別化や品質差などもあり、エントリーMPVらしい立ち位置かも
新型フリードの実車を見て気になるポイントは?
2024年6月27日(木)に発表/28日(金)に発売予定となっている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。
前回のブログでは、2024年5月11日(土)~12日(日)までグランフロント大阪うめだ広場での実車展示会に参加し、フリードe:HEV CROSSTAR・2列5人乗りと、フリードAIR EX・3列6人乗り×Superior Styleの実車速報インプレッション記事を公開しました。
今回は、実車を見ての品質面や気になるポイントなどをメインに見ていきたいと思います。
兄貴分となるステップワゴンとの差別化はあるのか?細かくチェックしてきたいと思います。
ドリンクホルダーポケットは、ステップワゴンとフィット4のミックス
まずは、新型フリードのドリンクホルダーポケット。
上の画像にもある通り、ペットボトルをホールドするようなツメは無く、しかしステップワゴン(New STEPWGN)のようにスライド格納式ではないフィット4(New FIT4)タイプを採用。
更にその左隣りには、フリードのスマートキーを仮置きできるような小さなポケットが確認できますが、それなりに深さもあるので、おそらく急ブレーキなどによる慣性力が働いても落ちない深さなのではないかと予想されます。
新型フリードのシートベルトリフターは無し
続いては、新型フリードのシートベルトについて。
上の画像の赤丸にある通り、シートベルトの上下調整用リフターの設定は無し。
ちなみに兄貴分となるステップワゴンには備わっているため、この点で上手く差別化しているところ。
個人的にはシートベルトリフターの設定は欲しかったところですが、実車を見ていた方の一部も、「何で付けてないの?」と不満の声が聞こえて来たのも印象的でした。
ウィンドウウォッシャーはボンネット裏に装備
続いてはフロントウィンドウウォッシャーについて。
個人的に最も気になっていたのがこの機能ですが、新型フリードでは、フロントワイパー一体型ではなく、ボンネット裏にウォッシャー噴射構造が採用されていました。
実際にボンネット裏を見ていくと…
少し分かりづらいですが、赤丸にある通りウィンドウウォッシャー噴射構造が確認できるかと思います。
ちなみに兄貴分となるステップワゴンやZR-Vでは…
上の画像の赤丸にある通り、ワイパーアームと一体型を採用しているため、液が飛び散らずにスマート且つ効率よく払拭できるので、この辺りでフリードと上手く差別化しているようです。