やっぱり中国製EVは怖いな…大人気Xiaomi新型SU7が納車後1日&僅か走行40km未満で故障→ディーラーで直せず最悪の対応に…トヨタ新型ランクル250が約20万円の割引に?
発売直後から1年以上の長納期となっている大人気SU7だが、早くも悪評が目立つ車に
中国のインターネット会社で、スマホメーカーでもあるXiaomi(シャオミ)が発表・発売したピュアEVモデル新型SU7。
本モデルは、発売前から中国にて高い注目を集めており、既に納期は1年以上となっていますが、直近にてユーザー向けに納車された個体が、走行距離「僅か40km」ほどしか走っていないにも関わらず、故障で自走不可に。
しかもこの故障したSU7は、何とXiaomiディーラーでは修理できないとのことで、廃車にしなければならない危機に陥っています。
まさか納車されて僅か1日で自走不能になるとは…(しかも高速道路で)
こちらが今回、納車されて僅か1日しか経過しておらず、更に走行距離も僅か40kmしか走っていないのに故障してしまった新型SU7。
中国の大手SNS・ウェイボー(Weibo)にて投稿された、SU7オーナー(ウェン氏)の情報によると、中国・福建省の小米科技配送センターから引き取られた翌日の2024年5月5日、オーナーが近くの高速道路を走行していた際、突然車両が停止してしまい、オーナーは何とか車を路肩に停めることに。
オーナーは、なぜ車両が停止してしまったのか理解できず、とりあえずSU7の液晶メーターを確認したところ、「車を直ちに安全な場所へと停車させ、オンラインサービスセンターへ連絡してください」との警告メッセージが表示されたとのこと。
納車されて僅か1日しか経過していないにも関わらず、オーナーもかなりパニックになっていたそうですが、すぐにXiaomiオンラインサービスセンターに連絡。
その後、サービスセンターのオンライン情報にて調べたところ「駆動システムに欠陥がある」ことが明らかに。
どうやら、車両がD(ドライブ)とR(リバース)の間でシフト変更できないことを示す「2番メッセージ」なるものが表示されたとのことですが(警告レベルとしは致命的なものらしい)、このままでは自走できないままで立ち往生してしまうため、オーナー自身でレッカー業者に連絡して運んでもらうことに。
Xiaomiディーラーは「修理できない」と「メーカーの工場に送ってほしい」とあり得ない回答を出す
今回起きた問題について、中国メディアのAutohomeやCarnewschinaなどの報道によると、「Xiaomiディーラーセンターは問題を特定できず、何が問題なのかを調べるために工場に送り返す必要がある」とオーナーに告げたそうで、その段取りをもオーナー自身が進めなければならなかったとのこと。
つまりは、ディーラー側は何もできずに修理することを諦め、工場(メーカー)並びにオーナーに今後の対応を丸投げしたということになりますが、ディーラー側も無責任な対応をとってしまったため、この悪評は瞬く間にWeiboにて拡散されることに。
オーナーは修理を求めず、新車のSU7を納車するよう要求
さすがのオーナーも「冗談じゃない!ふざけるのもいい加減にしろ!」と思ったそうで、「修理ではなくSU7を新車で提供してほしい」と提案。
しかし、現在組立て中のすべてのモデルには、すでにオーナーが割り当てられており、新たに発注する必要があるため、ディーラーからも”不可能”と言われているとのこと。
そしてAutohomeの報道によると、どうやらXiaomi本社が当該個人と協力して、欠陥車両の全額返金と発生した費用の補償を手配しているそうですが、肝心の車は手元にないため、ある意味で”意図せず”最速で手放すことになるのかもしれませんね。
ここ最近のSU7のトラブルやエラーなどが酷いようだ
なおSU7といえば、ここ最近でポンコツっぷりが目立っていて、試乗車の多くが事故 → SNSにて拡散され話題になっています。
この他にも、自動緊急ブレーキ(AEB)システムが135km/hを超えると機能しなくなり、無線アップデートが展開されるまで走らせてはならないと、発売後から何かとトラブル続き。
どこかテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)のような、話題性の高いモデルではあるものの、今回の悪評でキャンセルが増える恐れもあります。
そして、今回の「修理できずに返金する」といった例も増えるとなると、このまま本当に生産・販売して大丈夫なの?と消費者を不安にさせることに繋がってしまうかもしれませんね。
Xiaomi SU7 break down after 39 kilometers