これ純正なのか…豪州にて「これまで見たことの無い」トヨタ新型ランドクルーザー250がスパイショットされる!正規ディーラーがランクル250をまたも高額転売?!
おそらくはディーラーオプション装着モデルだと思うが、日本ではここまでアクティブなパーツは販売しないだろうな…
2024年4月に発表・発売されて1か月が経過した、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)。
アメリカ市場だと「ランドクルーザー」として販売され、オーストラリア市場や中国市場では「ランドクルーザープラド」として販売されます。
そして今回、オーストラリアにて「今まで見たことの無い」ディーラーオプションを装着したランドクルーザープラドの開発車両がスパイショットされ大きな話題となっています。
ブルバーやシュノーケルを装着するゴリゴリオフロードの新型ランドクルーザープラド
こちらが今回、オーストラリア・ビクトリア州にてスパイショットされた新型ランドクルーザープラドの開発車両(その後ろには先代ランクルプラドのウインチ付き)。
既に内外装デザインが明確になったモデルでもあるため、特にボディ全体にカモフラージュラッピングによる偽装は施されていませんが、フロントマスクを見ていくと、これまでとは全く異なるブルバーらしきものが装着されています。
この画像は、海外SNSサイトのFacebookにて、マット・モエド氏が撮影・投稿したものになりますが、メルボルン北西50キロのバッカス・マーシュの町にあるガソリンスタンドにて撮影されたも。
2024年5月に入ってから、ランクルプラドの開発車両が定期的に走っていたのは知っていたそうですが、今回のような”これまでにないフロントマスク”を装着した個体は全くの初めてだそうです。
少し角度を変えるとこんな感じ。
右ハンドルであることからオーストラリア仕様であることは間違いなく、丸目ではなく角目型のヘッドライトを装備し、ボディカラーは新色サンドのモノトーンにてペイント。
そして一番注目すべきは、ランクルプラド用に新設計されたシュノーケルやブルバー、およびウインチと赤く塗られたリカバリポイントで、これら一式はトヨタ純正のディーラーオプションとして採用される可能性が高そうです。
トヨタ広報部もディーラーオプションであることを認める
ちなみにこの開発車両について、海外カーメディアDriveがトヨタオーストラリア広報部に確認したところ、「2024年後半に発売されるランドクルーザープラドの現地テストを、付属品のテストも含めて実施している」と回答したことから、やはり今回スパイショットされたのはディーラーオプション付きであることが確実に。
ちなみに、オーストラリア市場向けとして販売予定のランクルプラドのグレードは以下の通りで、パワートレインは排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドが採用され、システム総出力204ps/システムトルク500Nmを発揮するとのこと。
◆エントリーグレードGX・2列5人乗り[AWD]
◆GXL・3列7人乗り[AWD]
◆VX・3列7人乗り[AWD]
◆Altitude(アルティチュード)・2列5人乗り[AWD]
◆Kakadu(カカドゥ)・3列7人乗り[AWD]
日本ではノンハイブリッドのディーゼルターボのみになるため、出力不足は否めないと思いますが、何れディーゼルマイルドハイブリッドも日本市場に導入されるのでは?との見方もあるようです。
ただ、このマイルドハイブリッド技術は、燃料使用量を削減するためにエンジン負荷を軽減するため、ライトやエアコンなどの補助システムに電力を供給するだけになるため、飛躍的な燃費向上にはつながらないものの、前述のノンハイブリッドディーゼルよりは多少の燃費向上は期待できそうです。