フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードが発表されたことで、元オーナーが所有していたステップワゴンを改めて評価してみる→やっぱり装備内容は素晴らしかった件

新型フリードが発表されたことで、ステップワゴンは兄貴分として十分な商品力を持っている

2024年5月9日に先行ティーザーサイトが公開された、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。

私も購入を検討している一台ですが、今回は本モデルが発表されたことで、SNSでは何かと引き合いに出されている新型ステップワゴン(New STEPWGN)の商品力について見ていきたいと思います。

元々ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]のオーナーだった私としても、車両本体価格がアップした新型フリードに対して、ステップワゴンも価格はアップしたものの商品力としてはどうなのか?は再度確認しておきたいところ。

っということで、私が所有していたステップワゴンの一部装備内容を改めてインプレッションしてきたいと思います。


2列目オットマンが標準装備されていて、シートホールド感も高め

まずはステップワゴンで一番の魅力だったのが、2列目キャプテンシートにオットマンが標準装備されたこと。

標準装備といっても、スパーダとスパーダ・プレミアムラインの2グレードのみで、AIRには設定されませんでしたが、このオットマンが採用されたおかげで、長距離移動や家族旅行の際には、子供達も不満を漏らすことなく快適に過ごしてくれたのが有りがたかったです。

あと、私が所有していたスパーダ・プレミアムラインは、シート表皮がスエード調表皮+合成皮革なので、他に所有していたトヨタ・ヴォクシー(Toyota New Voxy)の合成皮革+ファブリックや、現在所有している日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWERLUXION, C28)の合成皮革に比べるとカタメではあるものの、その分ホールド感が強めで揺れも少なかったんですね。

子供達も、フカフカで揺れやすいシートよりかは、ステップワゴンのようにフィット感強めで少しカタメのシートが好みだったのか、車酔いも無かったですし、ミドルサイズミニバンでのロングドライブでは一番好評だったのではないかと思います。

あとはフロントと2列目の足元がとても広いということ。

家族旅行の際には、こうして子供たちがこんにゃくゼリーやアメ、飲み物などが食べられるようにピクニックバックを持参するのですが、ミドルサイズミニバン3車種の中で、最も足もとが広々としていたのがステップワゴンでした。

反対に最も狭かったのはセレナe-POWER LUXION(C28)で、オットマンがディーラーオプションの外付けということもあり、足もとのスペースがほぼ確保できていなかったのはバッドポイントでした。

ステップワゴンの10.25インチメーターは情報量も多くて便利

続いては、ステップワゴンの10.25インチフル液晶メーターについて。

過去これまで、様々なメーターデザインを採用する車両を所有してきましたが、個人的にはステップワゴンより始まった10.25インチフル液晶メーターは好み。

カスタマイズという点では、まだまだ課題は残るものの、メディア再生情報や給油後平均燃費、航続可能距離、瞬間燃費、Tripメーター&オドメーター、そしてアダプティブクルーズコントロール情報と、自社のバックランプやウィンカー有無など、こうした情報が一つのメーター内で集約されて確認できるのは魅力的ですし、その後発売されたZR-Vやシビックシリーズ(New Civic, FL)にも採用されています。

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