ホンダ新型ZR-Vが納車されて13か月が経過!「走りが楽しい」以上に「操作しやすい」というイメージ。一方でリセール面はかなり悪いようだ
早いもので、私のZR-Vも納車されて13か月が経過!
2023年5月に私に納車されて13か月が経過した、ホンダ新型ZR-V e:HEV Zグレード[4WD]。
今回は、本モデルが納車されての普段使いはどうなのか?そして約1年所有しての買取相場はどれぐらいなのいかをチェックしていきたいと思います。
ZR-Vは、ホンダにとってまったくの新しいミドルサイズSUVで、ヴェゼル(New Vezel)やCR-Vのように旧世代モデルが存在しません。
ベースとなるエンジンは、ガソリンとハイブリッドe:HEVともに新型シビック(New Civic, FL)ですが、ガソリンエンジンはハイオクではなくレギュラーガソリンにセッティングされているのもポイントです。
走りや使い勝手という面ではハイレベルな一台ですが、一方でリセール面では未知な部分も多いため、今回はそういった不明なポイントもできるだけ詳しく解説していきたいと思います。
新型ZR-Vはそこまで大きさを感じさせない魅力がある
まず新型ZR-Vの魅力といえば、走りや足回りの良さ以上にサイズ感と取りまわしが良いこと。
これは前回のブログでもお伝えした通り、ミドルサイズSUVに位置しながらも、全長4,570mm×全幅1,840mm×全高1,620mmのサイズ感を感じさせないぐらいに小回りが利き、それでいて取り回しも楽、そして何よりもバック駐車するときに一発でスマートに駐車できるのがポイント。
私が所有するグレードでは、上空からでも自車位置が確認できるマルチビューカメラが備わっているため、その関係もあって一発で真っすぐ駐車できるというのもありますが、これまで所有してきたトヨタ・ハリアー(Toyota New Harrier)やレクサスNX350h F SPORTなどに比べると、不思議と「駐車したい場所と自車との距離感」が掴みやすいんですよね。
ZR-Vの運転席は、他のSUVに比べて最も中央に位置され、最もバランスが良い?
これは実際に乗ってみないとわからないところでもあり、しかし人によって運転しやすい・しづらいというのもあるので何とも判断は難しいかと思いますが、「SUVなのにそこまで車高が高くない」ことや「フロントエンドからキャビンまでの位置が長く、一方でリアエンドまでの距離感が短い」ことも影響しているのかもしれません(フロントシートが最も中央に位置しているのも関係している?)。
1年以上乗ってみてのシート表皮の汚れや変化は?
続いて、本モデルで何かと話題になったシート表皮について。
話題になったのはランバーサポートの電動調整が備わっていない関係で、長時間運転したときに腰が痛くなるというものですが、これに関してはドライバーの体格や姿勢、普段からのドライブポジションで大きく変化してくるため、誰しもが腰痛で悩まされるわけではないので注意してください。
ただ、トヨタや日産などの本革シートに比べると「カタメ」なのは確かで、シートホールド感はあっても、そのカタさを嫌がる方もいらっしゃるので、ある意味で賛否が分かれやすいシートかもしれません。
そんなZR-Vのシート表皮ですが、納車されて13か月(走行距離は7,500kmほど)経過しての汚れやシワ、ヨレなどは特になし。
マルーン内装だと、どうしても汚れは目立ちやすい?と思ったりもしましたが、意外とそういったことはありませんし、オレンジのカラードステッチに色移りしたりすることもなかったので、この点は結構満足度は高めです。