日本でも発売希望!スズキがマイナーチェンジ版・新型ジムニーの発表に合わせて2ドアピックアップトラックとHEV、そしてピュアEVも開発との噂!

その前に日本市場向けとなる5ドアジムニーの市販化も!

スズキのクロカンモデルでお馴染みとなるジムニー(Suzuki New jimny)。

日本では軽自動車タイプのジムニー、そして普通乗用車タイプのジムニーシエラ(Jimny Sierra)の2車種がラインナップされていますが、2024年内には5ドアジムニーの市販化する?との噂も浮上しています。

2024年6月時点では、日本市場向けに関する具体的な情報は展開されていないものの、一方で海外市場向けを対象に、ジムニーをベースとした様々な派生モデルが展開されるとの噂が浮上しています。


スズキ幹部が、ジムニーの派生モデルに関する情報をリーク?

今回この情報を展開しているのは、海外カーメディアCarSalesで、スズキのオーストラリア法人であるゼネラルマネージャーのマイケル・パチョタ氏とのインタビューより、「マイチェン版・新型ジムニーをベースにした派生モデルの開発を進めている」と回答。

スズキ公式から、こうした派生モデルに関する情報が明らかになるだけでもビッグニュースだと思いますが、同氏は加えて「2ドアピックアップトラックの開発を検討している」と具体的に明かしたとのこと。

ちなみにスズキは、東京オートサロン2019にてジムニー風のピックアップトラックのコンセプトを披露した際、この小さな4×4モデルは、後々ニュージーランドやオーストラリア、南アフリカなど、いくつかの市場では”架装モデル”という形でラインナップしてきました。

ピックアップトラックや小型トラックの需要が高いことはもちろんのこと、最近では日本市場専売の軽トラもアメリカにて高い人気を得ているため、その中でジムニーブランドのトラックが追加されることは魅力的であり、スズキが市場のニーズに合致した派生モデルを展開していく姿勢は素晴らしいところ。

ピックアップトラックだけでなく、HEVやピュアEVも?

そしてこちらも注目すべきポイントなのですが、ジムニーベースの派生モデルは、どうやら2ドアピックアップトラックに終わらず、ハイブリッド(HEV)システムやピュアEVタイプのジムニーも展開する計画があるそうで、こちらは2030年までに登場予定とのこと。

しかもハイブリッド(HEV)モデルに関しては、「今後数年以内に登場することが確実だ(但し、2025年にはデビューしない)」とCarSalesも報じており、確かな情報を得た上で報道しているのかもしれませんね(もしくは内部情報が流出したとか…?)。

スズキとしては、排ガス規制による販売終了を回避するため、ガソリンモデルの廃止 → EVへと集約する計画?

ちなみに、2ドアピックアップトラックやハイブリッド(HEV)モデルといった派生版については、現行ジムニーがベースになるのではなく、内外装デザインが刷新されるであろうマイナーチェンジ版が濃厚とのことで、もしかするとフロントマスクや内装のレイアウトが若干変更される可能性も考えられそう。

そしてパワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンがベースになり、しかしこのまま市販化を続けるとなると、既にいくつかの市場では排ガス規制を満たすことができずに廃止となる危険性もあるため、そういった危機を回避するためにガソリンモデルの廃止 → EVモデルへと集約、ということも有り得そう。

EVモデルの詳細はまだまだ不明な部分が多い

なおハイブリッドモデルについて、マイケル・パチョタ氏は「それは電動化の進展と、当社のハイブリッド車ラインナップにおける選択肢に基づいて、将来計画されるものだと思います。私はそれを排除するつもりはありません」と、ハイブリッド化の可能性について語っていますが、スズキが既に採用しているストロングハイブリッドを採用するのか、それとも48Vマイルドハイブリッドが採用されるのか、はたまたトヨタ製ハイブリッドシステム(THS)がベースとなるかまでは不明です。

2ページ目:スズキがSDGsとは無縁ともいえるジムニーデザインのマグカップを販売へ!