かなりカッコいいやん!フルモデルチェンジ版・アウディ新型A5が世界初公開!その代わりA4セダンが生産終了し「奇数は内燃機関、偶数はEV」へ移行

A4がA5に集約したことで、価格アップ&セダン需要の低迷にならなければ良いのだが…

前回のブログにて、アウディの2ドアモデルとなるA5クーペ/A5カブリオレ/S5/RS5が生産終了したことをお伝えしましたが、その一方でフルモデルチェンジ版・新型A5セダンが2024年7月16日に世界初公開されました。

アウディは今後、商品ラインナップのスリム化を目指すべく「内燃エンジン搭載車の名前に奇数(1/3/5/7)」、「EVの名前に偶数(2/4/6)」を使用するというアウディならではの法則性を持たせる予定ですが、この他にも、A4セダンが正式に生産終了など、どんどんとアウディのラインナップモデルがリフレッシュされていきます。

今回は、新型A5/S5のセダンについて見ていきましょう。


新型A5セダンでプレミアム感を向上させる?

こちらが今回公開された新型A5セダン。

アウディのコンパクトエグゼクティブセダンで、ガソリンモデルの先頭を30年間も務めたA4が生産終了したことにより、その置き換えにもなるA5ですが、スタイリッシュでクーペライクなファストバックセダンへとリフレッシュ。

新型A5は、斬新なエクステリアを持ちつつ最新技術を持ち、そして予算に関係なくドライバーを満足させる2種類のガソリンエンジンをラインナップします。

エンジンはA5とS5で異なり、大きく2種類に分けられる

まずベースモデルには、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャー付エンジンが搭載され、最高出力268hpを発揮し、駆動方式は四輪駆動[AWD]を搭載、トランスミッションは7速DCTのみをラインナップします。

なおターボチャージャーの可変タービンジオメトリにより、エンジン効率が向上するとのことですが、具体的な燃費に関しては公開されていません。

そしてハイパフォーマンス仕様のS5を選択する場合、排気量3.0L V型6気筒ターボチャージャー付エンジンが搭載され、最高出力362hpを発揮、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみ、トランスミッションは7速DCTのみをラインナップします。

なおS7のクワトロ全輪駆動システムは、トルクベクタリング機能付きのクワトロ・スポーツ・ディファレンシャルが採用されるため、よりスポーティな走りを提供するとのこと。

アウディ曰く、「これらのより強力なエンジンを組合せることで、A5とS5のサスペンションとステアリングに徹底した細部の作業」と説明していて、好みに応じて乗り心地を調整できるアダプティブダンパーを指定できるようにしているのもポイント。

ボディスタイルはアメリカがセダンのみ、アメリカ以外はステーションワゴンも併売

アメリカ市場向けにおいては、A5とS5のボディスタイルはセダンのみで販売され、アメリカ以外では、それぞれにアバントのワゴンバージョンがラインナップされるとのこと。

なお、クーペやコンバーチブルの計画は無く、前回のブログでもお伝えした通り廃止になっています。

2ページ目:アウディ初の新世代プラットフォームが採用され、内装も豪華で乗員が楽しめる仕様に?