マイナーチェンジ版・日産の新型ノートオーラNISMOが2024年7月18日に発売開始!発表時間を遅らせた理由はレクサスLBX MORIZO RRと被るから?
おそらく日産は、レクサスLBX MORIZO RRの発表時間と被らないために、意図的に16時に遅らせた?
2024年6月13日、日産のプレミアム3ナンバーコンパクトでお馴染みとなるノートオーラ(Nissan New Note Aura)が、初のマイナーチェンジ版として発表・発売されましたが、今回1か月ほど遅らせた7月18日に、ハイパフォーマンス仕様となる新型ノートオーラNISMOが発表・発売されました。
本来であれば、日産の新車・新型車に関するプレスリリースは、11時半もしくは14時に発表されることがほとんどですが、今回は16時に発表されました。
当初は、「ノートオーラNISMOの前に、日産からサプライズで何か発表される?」と睨んでいましたが、もしかすると同日13時半に発表されたレクサス新型LBX MORIZO RRと被らないために、意図的に発表時間を遅らせた可能性があるかもしれませんね。
新型ノートオーラNISMOは、従来のノートオーラとはフロントマスクが異なる
こちらが今回発表された、マイナーチェンジ版・新型ノートオーラNISMO。
スタンダードなノートオーラとは異なり、ヘッドライト直下には縦型3本基調のガーニッシュは設けられず、更にフロントグリルパターンもドット柄といったプジョー風なデザインではなく、どちらかというと水平基調を意識したグリルパターンで、マイチェン前とそこまで大きな違いは無し。
おそらく、ハイパフォーマンス仕様となるNISMOの名が付くために、空力特性を優先したバンパー形状の改良・変更を優先しているのだと思われ、いわゆる加飾パーツの優先度は極めて低かったのではないかと推測。
リアデザインも見ていきましょう。
マイチェン前のノートオーラNISMOと比べて異なるポイントは、リアロアバンパー形状とプレスライン。
ブラックアクセントのエアロパーツは、どこか2025年モデルの新型GT-R R35 NISMO Special Editionのカーボンエアロパーツを彷彿とさせるアグレッシブさがありますし、日産のNISMOモデルの今後のトレンドになりそうなデザインに。
遂にノートオーラNISMOにも4WDを初設定!
そしてこちらも注目したいのが、今回のマイナーチェンジにより、新たに四輪駆動[4WD]モデルが追加ラインナップされたということ(e-4ORCEではない!)。
標準モデルに対して、リアモーターの出力・トルクを向上させるとともに、前後の駆動配分などの専用チューニングを実施。
これにより、さまざまなシーンにおいて旋回性能を向上させるとともに、雨天や雪道などの滑りやすい路面においても高いライントレース性を実現したとのこと。
またステアリング操作に対する応答の正確性を向上させ、少ない操舵でより速くクルマの向きを変えられることにより、コーナーリングでクルマが外に膨らまず、安心感のある気持ちの良い旋回加速を実現。
この他にも、4WD専用のENKEI製17インチアルミホイールが特別に準備されています。
ホイール意匠も2WDと4WDで異なる
こちらが4WD専用となるENKEI製17インチアルミホイール。
ブラック塗装をベースにしつつ、”コ”の字型の切削光輝のアクセントが加味されたデュアルトーンタイプ。
そしてタイヤ銘柄はミシュラン製パイロットスポーツ4タイヤを装着氏、タイヤサイズ205/50ZR17インチを装着。
そしてこちらが、2WD専用となる17インチアルミホイール。
一見すると違いがわかりづらいですが、先ほどの4WD専用ホイールは、V字スポーク間が肉抜きされていて、こちらの2WDは肉抜き無しというイメージ。
”コ”の字型の切削光輝のアクセントも若干異なりますが、こうしたマニアックな違いを演出してくるのもNISMOの魅力なのかも。