これは一体…?マツダが謎の商標ロゴ/エンブレムを出願! VW同様に次世代に向けた”平面タイプ”のロゴに刷新か…それともピュアEV専用として採用?

平面タイプはマツダの新世代ロゴ?それともピュアEV専用?

2024年7月22日、SNSなどにて大きな話題となったマツダの新世代ロゴ/エンブレムですが、日本特許庁にてその詳細が掲載されているため、早速その中身を見ていきたいと思います。

現時点では、マツダの新世代ロゴがどういった役目を果たすのかは不明ですが、フォルクスワーゲングループのような平面タイプであることは確かで、マツダの今後のエンブレムを意味するのか、はたまたピュアEV専用ロゴとなるのか…この点はまだまだ謎が多い所。

この他にも、モータースポーツ関連のマツダ・スポーツ・アカデミーに関するロゴも出願されているので、こちらも併せてチェックしていきたいと思います。


これまでの立体的なMAZDAロゴとは異なる平面デザイン

こちらが今回、日本特許庁に出願された商標となるマツダの新世代ロゴ。

出願番号に加え、商品区分の情報は極めてボリューミーながらも、もしかすると自動車関連に加えて、今後販売されるであろうグッズ含めた関連商品も、全てこの平面タイプのロゴを採用する可能性が考えられそう。

190)【発行国】 日本国特許庁(JP)

(441)【公開日】 令和6年7月22日(2024.7.22)
【公報種別】 公開商標公報

(210)【出願番号】 商願2024-75239(T2024-75239)

(220)【出願日】 令和6年7月11日(2024.7.11)

(540)【商標】

(511)【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第7類  金属加工機械器具,鉱山機械器具,土木機械器具,荷役機械器具,化学機械器具,動力機械器具(陸上の乗物用のものを除く。),動力機械器具の部品,原動機用点火コイル,エンジン用オイルフィルター,ピストンリング(エンジン部品),燃料フィルター,原動機用シリンダー,原動機用の水用ポンプ,内燃機関用部品,燃料の噴射装置,原動機用エアフィルター,原動機用燃料ポンプ,原動機用マフラー,原動機用サイレンサー,原動機用触媒装置,原動機用ラジエーター,原動機用ラジエーター用ホース,原動機用点火プラグ,風水力機械器具,機械要素(陸上の乗物用のものを除く),軸(陸上の乗物用のものを除く機械要素),軸受(陸上の乗物用のものを除く機械要素),軸継ぎ手(陸上の乗物用のものを除く機械要素),動力伝導装置(陸上の乗物用のものを除く機械要素),シリンダー用ピストン,チェーンテンショナー(陸上の乗物用のものを除く。),タイミングチェーン(陸上の乗物用のものを除く。),原動機用ファンベルト,緩衝器(陸上の乗物用のものを除く機械要素),ばね(陸上の乗物用のものを除く機械要素),制動装置(陸上の乗物用のものを除く機械要素),バルブ(陸上の乗物用のものを除く機械要素),原動機用起動器,交流電動機及び直流電動機(陸上の乗物用の交流電動機及び直流電動機(その部品を除く。)を除く。),交流発電機,直流発電機,電機ブラシ,洗浄装置,空気冷却器
第9類  乗物の故障の警告用の三角標識,発光式又は機械式の道路標識,写真機械器具,映画機械器具,光学機械器具,車載用カメラ,カメラ,測定機械器具,自動車用測定機械器具,車載用センサー,乗物用走行距離記録計,乗物用タイヤの低圧自動指示計,乗物用の速度検査装置,乗物用サーモスタット,スピードメーター,速度計,配電用又は制御用の機械器具,回転変流機,調相機,バッテリー充電装置,太陽電池,インバータ,配電盤,自動車用バッテリー充電装置,電気自動車用充電装置,乗物用電圧調整器,燃料電池,ヒューズ,ヒューズボックス,電池,自動車用バッテリー,蓄電池,電気磁気測定器,電線及びケーブル,自動車用ワイヤハーネス,コネクタ,電気通信機械器具,車載用レーダー,車両用通信機械器具,レーダー機械器具,ドライブレコーダー,ナビゲーション装置,車載オーディオ装置,携帯電話,スマートフォン,携帯電話・スマートフォンのケース,無線送受信機,全地球測位装置(GPS),遠隔制御装置,ビデオカメラ,腕時計型携帯情報端末,電子応用機械器具及びその部品,自動車用電子制御装置,アプリケーションソフトウェア,自動車用ディスプレイ装置,電子表示装置,電子計算機用プログラム,コンピュータ,コンピュータソフトウェア及びコンピュータハードウェア,電子計算機用プログラムを記憶させた電子回路,記録済み磁気ディスク,SDメモリーカード,記録済みCD-ROM・DVD-ROM及びその他の記録媒体,眼鏡,運動用ゴーグル,サングラス

第12類  牽引車,荷役用索道,陸上の乗物用の動力機械器具(その部品を除く。),陸上の乗物用の機械要素,軸(陸上の乗物用の機械要素),軸受(陸上の乗物用の機械要素),軸継ぎ手(陸上の乗物用の機械要素),動力伝導装置(陸上の乗物用の機械要素),緩衝器(陸上の乗物用の機械要素),ばね(陸上の乗物用の機械要素),制動装置(陸上の乗物用の機械要素),落下傘,乗物用盗難警報器,車椅子,陸上の乗物用の交流電動機又は直流電動機(その部品を除く。),船舶並びにその部品及び附属品,航空機並びにその部品及び附属品,鉄道車両並びにその部品及び附属品,自動車並びにその部品及び附属品,二輪自動車・自転車並びにそれらの部品及び附属品,人力車,そり,手押し車,荷車,馬車,リヤカー,タイヤ又はチューブの修繕用ゴム貼り付け片,乳母車

第35類  広告業,自動車の販売のための展示会の企画・運営又は開催,トレーディングスタンプの発行,市場調査又は分析,商品の販売に関する情報の提供,自動車に関する市場調査,コンピュータデータベースへの情報編集,新聞記事情報の提供,建築物における来訪者の受付及び案内,自動車の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,自動車の部品及び附属品の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,輸出入に関する事務の代理又は代行,経営の診断又は経営に関する助言,自動車の販売に関する情報の提供,競売の運営,仮想商品すなわちオンライン上の仮想世界及びオンライン上で使用する自動車及び自動車部品を内容とするインターネットを利用して受信し及び保存することができる画像ファイルの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,仮想商品すなわちオンライン上の仮想世界及びオンライン上で使用する自動車及び自動車部品を内容とするダウンロード可能なコンピュータプログラムの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,仮想商品すなわちオンライン上の仮想世界及びオンライン上で使用するインターネットを利用して受信し及び保存することができる画像ファイルの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,仮想商品すなわちオンライン上の仮想世界及びオンライン上で使用するダウンロード可能なコンピュータプログラムの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,仮想商品すなわちオンライン上の仮想世界及びオンライン上で使用する自動車及び自動車部品を特徴とするインターネットを利用して受信し及び保存することができる画像ファイルにかかるショールーム,仮想商品すなわちオンライン上の仮想世界及びオンライン上で使用する自動車及び自動車部品を内容とするダウンロード可能なコンピュータプログラムにかかるショールーム

第37類  建設工事,自動車修理に用いる機械器具の設置工事,自動車部品製造装置の設置工事,自動車の修理又は整備,自動車の修理又は整備に関する情報の提供,自動車用のエンジンの修理又は整備,車両の洗車,車両の塗装,車両の研磨,車両のコーティング処理,車両の清掃,自動車への潤滑油の充填,自動車のタイヤ交換,荷役機械器具の修理又は整備,暖冷房装置の修理又は保守,バーナーの修理又は保守,ボイラーの修理又は保守,ポンプの修理又は保守,冷凍機械器具の修理又は保守,電子応用機械器具の修理又は保守,電気通信機械器具の修理又は保守,オーディオ装置の修理又は整備,ラジオ受信機又はテレビジョン受信機の修理又は保守,電動機の修理又は保守,配電用又は制御用の機械器具の修理又は保守,発電機の修理又は保守,時計の修理又は保守,乗物のバッテリーの充電

第42類  気象情報の提供,電子計算機プログラムの設計・作成又は保守,アプリケーションソフトウェアの保守,電子計算機プログラムの遠隔監視,コンピュータシステムの動作の遠隔監視,電子計算機・自動車その他その用途に応じて的確な操作をするためには高度の専門的な知識・技術又は経験を必要とする機械の性能・操作方法等に関する紹介及び説明,サービスの品質管理,電子計算機の貸与,電子計算機用プログラムの提供,コンピュータウェブサイトのホスティング,電気自動車用充電装置の設置場所に関する情報の提供,機械・装置若しくは器具(これらの部品を含む。)又はこれらの機械等により構成される設備の設計,デザインの考案,機械器具に関する試験又は研究,計測器の貸与

(731)【出願人】

【識別番号】 000003137

【氏名又は名称】 マツダ株式会社

【氏名又は名称原語表記】 Mazda Motor Corporation

via:日本特許庁

現行のマツダロゴとも見比べてみよう

なお参考までに、こちらが現在使用されているマツダのブランドロゴ。

マツダは1975年以降、小文字の「m」と「a」、大文字の「D」と「Z」の文字を使用した特殊なワードマークが採用されていて、後者はステンシルのような外観に仕上げられています。

一方で新世代ロゴに関しては、ステンシルではなく白黒&平面のシンプルな内容に仕上げられ、”maZDa”ではなく”MAZDA”と全て大文字に変更。

今回のロゴについて、日本だけでなくアメリカやオーストラリアの特許庁にも商標出願されているため、海外カーメディアのDriveがマツダ・オーストラリア広報担当に取材したところ、「本件についてはコメントを控える」と拒否。

ちなみに、マツダ公式ホームページに記載されているブランドロゴのV字型の翼は、「力強く継続的な成長を推進するための継続的な改善」の追求を表しているそうで、また同社の「柔軟な思考、創造性、活力、優しさ、回復力」を示唆しているそうです。

2ページ目:マツダはエンブレムに関する商標以外にも、もう一つ新たな商標を出願していた!