(2025年モデル)マイナーチェンジ版・トヨタ新型GRカローラが突如として発表!進化型GRヤリス同様にフロントグリルを刷新し、8速ATも追加されて実用的に
新型シビックRSの盛り上がりもつかの間、その翌日には進化型GRカローラがデビュー!
2022年4月にアメリカ向けとして世界初公開された、トヨタ新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)。
その2か月後となる2024年6月に、日本向けが発表されたわけですが、本モデルが発表されて僅か2年4か月という短い期間にて、マイナーチェンジ版・新型GRカローラが早くも先行発表されました。
今回もアメリカ市場向けが優先的に発表されていますが、進化型GRヤリス同様にフロントグリルが刷新され、更に6速MTだけでなく8速ATも追加、そしてトルク性能を向上させて冷却効果も向上しているそうです。
より大口化されて機能性が向上した新型GRカローラ
こちらが今回、突如として公開された進化型GRカローラのエクステリア。
これまでは6速MTのみのラインナップだったGRカローラですが、GRヤリスやレクサスLBX MORIZO RRと同じく8速ATを追加設定します。
しかも、今回のマイナーチェンジによりフロントバンパー意匠が変更され、おまけに最大トルクが向上するため、それによって冷却性能も向上させるといったパフォーマンスアップなども期待されます。
改めてフロントマスクを見ていくと、サイドまでいっぱいに広がったフロントグリルが何とも印象的で、デザイン言語としてはGRヤリスと同系統。
ただヘッドライト意匠自体は特に変更ないため、いわゆる冷却効果向上のために、更にフロントグリルの面積を拡大することで正常進化させた、といったところでしょうか。
こちらはフロントクォータービュー。
フロント・リアフェンダーの形状自体は特に変更はなく、ボディサイズも大きな変更は無し。
プラットフォームももちろんそのままの流用にはなりますが、トルク向上による剛性アップがあるかは不明なところ。
ダクトの追加や足回りの大幅改善も
ただその一方で、ブレーキダクトなども改良され、新しいエアカーテン構造を採用することでタイヤ周りの乱気流を減らし、安定性を向上させている模様。
こちらはサイドビュー。
実はパフォーマンス面もアップデートされているGRカローラですが、サスペンションを微調整し、前後にリバウンドスプリングを追加することで激しい運転中、内側のホイールが浮くのを抑えるなどの改良も。
また、加速中の沈み込みを減らすために、トレーリングアームの取り付け位置を高くし、リアコイルとスタビライザーをアップグレードしているのもポイントです。
最大トルクは+30Nmアップ
パワートレインは、これまでと同じく排気量1.6L G16E-GTS型直列3気筒ターボチャージャー付エンジンを搭載し、アメリカ向けは最高出力300hpを発揮しながらも、最大トルクは370Nm → 400Nmへと大幅にアップ。
前後のトルセンリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)は、マイナーチェンジ前だと下位グレードがメーカーオプション扱いでしたが、今回のマイチェンにより全グレード標準装備に。