【価格は日本円で約843万円から】ダッジ新型チャージャーデイトナのグレード別価格帯が判明!パフォーマンスだけでなく快適性も充実させたラグジュアリーマッスルカー?

ピュアEV化されたチャージャーは、手の届きにくい値段になると予想されたが?

アメリカの大排気量マッスルカーでお馴染みとなるチャージャー(Dodge Charger)。

2024年モデルでは、内燃機関を搭載することなく100%電気自動車となりましたが、遂にこのモデルのグレード別価格帯が明らかとなりました。

ピュアEVスポーツカーとなった新型チャージャーデイトナ(New Charger Daytona)は、日本円にして1,000万円を優に超えるのでは?と予想されましたが、意外にもリーズナブルな価格帯にて販売されるようです。


新型チャージャーデイトナは、R/TとScat Packの2グレード構成

こちらがピュアEV化された新型チャージャーデイトナ。

グレードラインナップとしては、スポーツサスペンションや18インチアルミホイールを備えたエントリーグレードのチャージャーデイトナR/Tから始まり、ステアリングヒーターや8way式電動パワーシート(運転席)、そしてフロントシートヒーターといった快適装備も全て標準装備されます。

コックピット周りにおいては、10.25インチフル液晶メーターや、ワイヤレスタイプのAndroid Auto/Apple Car Playを備える12.3インチのUconnect 5ディスプレイオーディオも標準装備。

これらに加えて、左右独立温度調整エアコンやユニバーサルガレージ・ドアオープナー、キーレススマートキー&エンジンスイッチ、サブウーファー付9スピーカーのアルパイン製オーディオシステムも備わっています。

安全装備においては、自動緊急ブレーキやアクティブレーンマネジメント、アクティブブラインドスポットモニター、交通標識認識技術、オートハイビーム、居眠り運転者検出、リアクロストラフィックアラート、前方・後方・側方駐車警告といった多数の運転者支援システムが標準装備されます。

約15秒間だけで限界突破可能なニトロシステムな機能も?

パワートレインは、内燃機関ではなくデュアルモーターを搭載することにより、システム総出力462ps/システムトルク547Nmを発揮し、更に「パワーショート」と呼ばれるニトロシステム的な機能により、15秒間だけシステム総出力503psまで引き上げることが可能になっています。

加速性能については、0-96km/hの加速時間が4.7秒、最高時速は220km/hにまで到達、そして100.5kWhのバッテリーパックを備えるため、航続可能距離は510kmと中々に現実的ですが、実際に走らせてみての航続距離は更に短くなるかもしれません。

Scat Packは更にスピード重視だが、その分実用性は下がる

先程のスペックでも十分満足度の高いチャージャーデイトナですが、上位グレードとなるチャージャーデイトナScat Packを選択することで、システム総出力462ps → 637ps/システムトルク547Nm → 849Nmへとアップグレード。

更にパワーショート機能を活用すれば、R/T同様に15秒間だけ679psにまで引き上げることが可能です。

なお0-96km/hの加速時間は3.3秒、0-400mの加速時間は約11.5秒、最高時速は216km/hに低下し、航続可能距離も418kmと大幅に少なくなるため、あくまでもスピードを求めるユーザー向けというイメージ。

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