【あれが不満!】ホンダ新型ZR-V e:HEVの気になるポイント!「夏場はやっぱりシートベンチレーションが欲しい」「リアシートヒータースイッチの配置を変更してほしい」等
早いもので、私のZR-Vも納車されてから2度目の夏を迎えることに
2023年5月に私に納車されて、1年2か月以上が経過したホンダ新型ZR-V e:HEV Zグレード[4WD]。
総走行距離も8,000kmを突破し、定期的に乗っていることもあってバッテリー上がりなどの心配も特に無し。
今回は、本モデルが納車されて2回目の夏を迎えてのちょっと不満に感じていることや、不満とまではいかないものの、「ちょっとこんなことがあった」という程度の気になることなどをいくつかまとめていきたいと思います。
この価格帯の車になると、やっぱり夏場はシートベンチレーションが欲しい
まずZR-Vで一番に気になったのが、シートベンチレーション(別名:シートクーラー)が搭載されていないこと。
私が購入したZR-V e:HEV Zグレード[4WD]は、本革シートが標準装備で、フロントだけでなくリアシートにもシートヒーターが標準装備されているのですが、やはり蒸れやすい本革シートを採用している以上、夏場のシートベンチレーションは欲しかったところ。
これは単純に、他に所有しているトヨタ・ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)/アルファード(New ALPHARD, 40系)や、レクサスLX600/IS500 F SPORT Performanceに搭載されているから…ということではなく、車両本体価格で400万円を超えるようなモデルでありながら、快適装備をケチったところに不満を感じるんですね。
ただホンダの場合、同社のフラッグシップセダンとなる新型アコード(New Accord)e:HEVや、水素燃料電池モデルとなる新型CR-V e:FCEVにもシートベンチレーションを搭載しなかったため、こうした上位モデルで採用されない以上、ZR-Vではどうしても採用されないでしょうから、この点はホンダも競合モデルやユーザーのトレンドとのことを考慮すると、シートベンチレーションは重要装備の一つとして捉えるの一つなのでは?と思うんですね。
ホンダの場合、ZR-Vに限らず現行ステップワゴン(New STEPWGN)やシビック(New Civic)も同様だと思うのですが、快適装備よりも「走り」の面で勝負したいという気持ちが強いのだと思われ、足回りにコストを投じるウェイトが高くなり、結果として他の競合モデルに比べて全高の低いクーペライクなスタイルになることが多いのだと推測。
実際のところ、内装や快適装備面で低く評価されがちな新型N-BOXやWR-Vも、これらのモデルは目に見えない「走り」の面で大幅に改良・強化されているため、中々快適装備にコストを投じることができない?と素人ながらに勝手に考えています。
なぜかホンダはリアフォグランプを搭載しない
続いての不満は、ZR-Vにリアフォグランプが搭載されていないこと。
以前、夜間のゲリラ豪雨の際に前方が全く見えなかったため、後続車両に自車の存在を気付かせるために活用しようとLEDリアフォグランプを点灯させようと思ったところ、ZR-Vには搭載されていなかったんですね。
ちなみにこのLEDリアフォグランプですが、ZR-Vに限らずホンダのラインナップモデルではなぜか標準装備されておらず(私が他に所有する新型フリードやシビックタイプR(FL5)、N-BOX Customターボ、WR-Vも同様)、しかもディーラーオプションでもラインナップされていないんですね。
最近では、LEDフロントフォグランプさえもグレードで装備しなかったり、ディーラーオプションにて設定するなど、若干セコイ商売に走るようになったホンダですが、「走り」を優先するのは素晴らしいと思う一方で、もう少し安全機能面にも力を入れてほしいところです。