オーナーの身に何が?国税局・官公庁オークションにてフェラーリ488ピスタスパイダーが出品!タイにて与沢翼 氏に2,000万円超えのトヨタ新型アルファードExecutive Loungeが納車

不動産以外では過去最高額だが、488ピスタスパイダーとしては最安値かも

東京国税局の官公庁オークションにて、フェラーリ488ピスタスパイダー(Ferrari 488 Pista Spyder)が出品され大きな話題となっています。

官公庁オークションとしては、不動産以外で過去最高額となる56,800,000円での入札スタートとなりますが、既に1億円以上のプレミア価格が付いている488ピスタスパイダーとしては「最も安価な個体」ではないかとおもいます 。

ちなみにこの個体、参加申し込み受付期間としては2024年8月9日13時~8月23日17時だそうで、入札期間は2024年9月2日13時~9月4日13時となっています。


一体なぜ官公庁オークションに488ピスタースパイダーが出品?

こちらが今回、東京国税局・官公庁オークションにて出品されている488ピスタスパイダー。

フェラーリ488GTB/488スパイダーをベースにしたハイパフォーマンスモデルで、販売された台数は世界限定499台のみ。

選ばれたオーナーしか購入できない希少なスペチアーレモデルなわけですが、まさか官公庁オークションに出品されるときが来ようとは…

現時点では、どのような理由でオークションにて出品されたかは不明ですが、国税局が差し押さえてオークションに出品するほどですから、オーナーの身に何かあったことは間違いなさそう。

ちなみにボディカラーは、ロッソ・トリプロ・ストラート(Rosso Triplo Strato)の特別カラーで、タイヤ空気圧警告灯が点灯していること、ボディに埃があり、精通者によると「運転席側のドアの開閉機構が故障しているが、全体的に目立った傷や埃以外の汚れは認められない」との記載もあります。

自動車税が納付されていないのも気になるな…

ただ、488ピスタスパイダーも対象になっているリコール/改善対策/サービスキャンペーンは実施されていないそうで、元オーナーは本車両をほとんど運転していなかった可能性が高そうですね(もしくは日本に居なかった可能性も?)。

そしてこの他の情報も見ていくと…

・搬入時にバッテリーが上がっていたため、バッテリー交換を行い、エンジンを始動させ、搬入後はバッテリーコンディショナーをコンセントに挿しています

・令和6年6月5日現在、エンジンは始動します

・電装品の動作確認はしておりません。

・いかなる場合でも返金、返品、交換はできません

・下見及び試乗等はできません

・画像は、デジタルカメラによる撮影であり、現物と色味が異なることがあります

・見積価額は、精通者の意見を参考に決定しています

・自動車税の未納がある場合、車検の際に買受人の負担が発生する場合があります。なお、自動車税の未納状況は当局でお答えしかねます

とのことで、毎年納付する「自動車税が未納」ともなると、元オーナーは完全に支払いを忘れていたか、自動車税が納付できないほどに経済的に余裕が無かったのか、はたまた元オーナーの身に何か問題があったのかもしれません。
※しかも自動車検査証の有効期限が切れている模様

いずれにしても謎の多い488ピスタスパイダーですが、入札スタートが5,680万円はかなり安価だと考えられ、現時点で最も安価に購入することができ、簡単に高額値で転売できる個体でもありそう。

内装はとてもクールなブラウン系(タンカラー?)のアルカンターラに、ホワイトやブラックのアクセントが加味されています。

センターコンソール周りやステアリングホイールには、カーボンファイバーのオーナメントパネルが使用されていますし、相当なオプション費用がかかっているのではないかと思います。

そしてこちらはスマートキー。

ルイ・ヴィトンとシャネルのスマートキー入れ?と共に出品されているようですね。

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