逆走の原因は合流でのUターンか?東北自動車道にてスズキ・エブリイとトヨタ・シエンタが衝突し両運転手が死亡。アメリカにてテスラ新型モデル3が大量に放置?
どんなに対策しても止まる事の無い逆走問題
お盆休み期間中に発生する交通事故。
なかには高速道路での逆走により、車両同士が衝突する大事故も定期的に発生します。
今回東北自動車道にて、逆走してきたスズキ・エブリイ(Suzuki Every)と、追越し車線を走行していたトヨタ・シエンタ(Toyota Sienta)が正面衝突し、それぞれのドライバーが死亡する悲しい事故が発生しました。
軽自動車が逆走した原因は、合流車線でのUターン?
ANNnewsのYouTuberチャンネルによると、2024年8月15日の午前6時半ごろ、栃木県那須塩原市の東北自動車道下り線にて、追い越し車線を逆走していた軽自動車のエブリイと、乗用車(シエンタ)が正面衝突し、一時大渋滞となりました。
軽自動車が逆走してきた原因については、X ID:AS_asamanim氏が投稿しているドライブレコーダーの動画を拝見する限り、合流車線にて軽自動車が「Uターン」し、その後追越し車線を逆走した?とも考えられますが、合流車線を通過した「あとに」Uターンして逆走した?ということも考えられそう。
拡大版 『あぶない! 高速道路の逆走』(高画質化処理あり)
少しイメージしづらいかと思いますが、上の動画の21秒辺りにて公開されている「インターチェンジ付近で起きやすい逆走➀」が、今回の逆走例に近いかもしれません。
現時点では、軽自動車のドライバーの年齢などは明かされていませんが、目撃車の情報によると高齢ドライバーだった可能性が高いとのこと。
本来であれば「なぜこんなあり得ないミスをするんだ…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こうした問題が起きないためにも、自動車学校ではより厳しく指導していく必要があるのかもしれません(簡単に免許が取得・更新できるのも問題かもしれない?)。
軽自動車と乗用車のドライバーが死亡、子供は無事だが…
なお消防などの情報によると、この事故で両方の車が炎上し、それぞれの運転手が死亡したとのこと。
一方で、乗用車に乗っていた9歳の男の子と7歳の女の子は命に別状はなかったものの、けがをして搬送されたとのこと(ケガの程度は不明)。
先程の繰り返しにはなりますが、今回の事故で軽自動車が逆走していたことが発覚し、引き続き捜査が進められる一方で、両車のドライバーが亡くなったことはとても残念に思う一方、その後の捜査で逆走していたドライバーの実名や年齢が公表されるのかも注目したいところ。
なお、この事故で東北自動車道は、西那須野塩原インターチェンジ・黒磯板室インターチェンジ間の下り線で通行止めになっているとのことです。