もうトヨタ新型アルファードの中古車相場がわからん…2024年8月のお盆明けで中古台数は250台を突破し、なかには「走行距離13万km」で約1,000万円の個体も?
発売当初の異常な中古車バブルに比べると、現在の相場は落ち着いた方?
2023年6月に発売されて1年2か月が経過する、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。
今回は久々に、本モデルの2024年8月お盆明けの中古車相場がどうなっているのかを見ていきたいと思います。
昨今の諸事情による部品・半導体供給不足による納期遅れが発生する以前は、中古車市場は新車販売価格よりも安く取引されていましたが、大幅な納期遅れが発生して以降は中古車バブルとなり、新車価格の2倍以上にて取引されることもありました。
しかしながら、そういったバブルも弾けて2024年に入ってから一部の車両を除いて落ち着いては来ているものの、アルファード/ヴェルファイアに関してはまだまだ高値で取引されているようです。
2024年8月20日時点でのアルファードの中古車相場は?
早速、2024年8月20日時点でカーセンサーに掲載されているアルファードの中古車相場を見ていきましょう。
[最安値]
グレード:ガソリンZ[4WD]
ボディカラー:ブラック
車両本体価格:738.0万円
総支払額:758.0万円
走行距離:1.7万km
年式:2023年
車検:2026年11月
[最高値]
グレード:HEV Executive Lounge[2WD]
ボディカラー:プラチナホワイトパールマイカ
車両本体価格:1,650.0万円
総支払額:1,700.0万円
走行距離:0.4万km
年式:2023年
車検:2026年9月
その他:
・モデリスタフルエアロ
以上は、あくまでもカーセンサーに掲載されている最安値と最高値の相場であり、グレード別での相場ではないので注意してください。
発売当初の相場に比べると落ち着いてはきたが、それでも新車価格よりは高い
本モデルが発売された当初は、ガソリンとハイブリッド(HEV)で混在はするものの、1,000万円~1,600万円と新車価格の2倍以上にて取引されていたことを考えると、今現在はかなり落ち着いている方ですが、それでも新車価格よりも高値で取引されていることに変わり無し。
気が付けば2024年8月20日時点でのカーセンサーでの出品台数も258台となり、本モデルが2023年6月21日に発売されて1年以上が経過したとはいえ、2024年6月~8月に登録されている車両もとても多いため、「納車されて1年が経過したタイミングでの売却」というわけではなさそう。
2024年8月20日時点でのヴェルファイアの中古車相場は?
せっかくなので、2024年8月20日時点でカーセンサーに掲載されているヴェルファイアの中古車相場も見ていきましょう。
アルファードは258台掲載されていましたが、ヴェルファイアも意外に多い149台となっています(生産台数との割合で考えたら、ヴェルファイアの方が圧倒的に多そう…)。
[最安値]
グレード:HEV Z Premier[E-Four]
ボディカラー:ブラック
車両本体価格:916.1万円
総支払額:929.0万円
走行距離:0.4万km
年式:2023年
車検:2026年7月
[最高値]
グレード:HEV Executive Lounge[E-Four]
ボディカラー:ブラック
車両本体価格:1,375.0万円
総支払額:1,390.0万円
走行距離:750km
年式:2024年
車検:2027年3月
その他:
・モデリスタフルエアロ
以上の通りとなります。
新車販売価格ではヴェルファイアの方が高額で、ガソリンモデルの場合はパワートレインや装備内容の違いなどから比較はできないものの、同じハイブリッドモデルともなると、やはりリセールバリューの高さはアルファードの方が上となっています。