マツダ幹部がフルモデルチェンジ版・新型CX-5は「間違いなく発売される」とコメント!MAZDA2のディーゼルモデルが2024年9月で生産終了する正式発表

遂にマツダ幹部が次期CX-5の存在を明らかに!

以前より度々噂されているマツダのフルモデルチェンジ版・新型CX-5。

今回、このモデルについてマツダのオーストラリア法人が、CX-60/CX-70/CX-80/CX-90で構成される新世代CXシリーズに加えて、フルモデルチェンジ版・新型CX-5が登場することを明らかにしました。

ちなみに次期CX-5に関して触れているのは、マツダ・オーストラリアのマーケティング責任者であるアラステア・ドーク氏で、「次期CX-5は間違いなく発売されるでしょう。それが我々の計画となっています」と語っています。


マツダ幹部といえど、あまり細かいことは言えないようだ

加えてマツダ幹部のアラステア・ドーク氏は、海外カーメディアCarsGuidのインタビューにて「次期CX-5が開発段階に入っている。間違いなくリリースされますが、これ以上のことは何も言えません」とのことで、同幹部といえどあまり突っ込んだことは言えない模様。

ただ今回のインタビューより、CX-5がアメリカや中国にて販売されている同サイズのCX-50に置き換えられるという噂は無くなり、CX-50とCX-5が併売されることは間違いなさそう。

ちなみにCX-5は、同ブランドのベストロングセラーモデルでもあるため、アメリカでも売れ筋となっていることはもちろんのこと、次期CX-5がデビューしてからは主戦力となるかもしれません。

次期CX-5のハイブリッドシステムは、トヨタ製ではなく自社製

詳細はほとんど明かされていない次期CX-5ですが、同ブランドの最近の資料によると、次期CX-5のパワートレインについては、自社製ハイブリッド技術を開発中であることが記載されていました。

これは、以前より噂されていたトヨタ製ハイブリッドシステム(THS)とは異なり、更にはCX-50に搭載されているトヨタ製ハイブリッドとは全くの別物になることを示しているため、マツダとしてもCX-5とCX-50は全く違う方向性を持たせ、よりCX-5を特別なモデルに仕上げたい気持ちがあるのかもしれませんね。

自社製ハイブリッドシステムは燃費重視?それともパフォーマンス重視?

なおマツダは、ロータリーエンジン搭載のレンジエクステンダーハイブリッドも開発中とのことですが、次期CX-5に搭載される可能性は低め。

連邦政府が近々導入する新車両効率基準(NVES)の脅威が、オーストラリア市場に迫っているため、次期CX-5にハイブリッドシステムが採用されることは必要不可欠になるでしょうし、トヨタ製ハイブリッドシステムに比べて、どういったところで差別化してくるのか、何を強みにしてくるのか注目したいところ。

NVESは、一定レベルを超えるCO2を排出する自動車を販売するたびに、自動車メーカーに罰金を科す予定で、この基準値は毎年低くなっています。

ただマツダの稼ぎ頭となるであろう次期CX-5が、申し訳程度のマイルドハイブリッドとして登場する可能性は考えにくいですし、競合モデルにもトヨタRAV4やハリアー(Toyota New Harrier)という強力な存在がありますから、このモデルに真っ向から勝負できるスペックに落とし込んでくることがマツダの現在の目標ではないかと推測しています。

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