トヨタ新型ランドクルーザー250が発売されて4か月経過しての中古車相場は?新車価格の約2倍で1,000万円超えもチラホラ…転売ヤーの思惑通り?
街中でも頻繁的に見かけるようになったランドクルーザー250
2024年4月に発売されて4か月以上が経過した、トヨタ新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)。
本モデルの初回限定8,000台のみとなる特別仕様車ファーストエディション(First Edition)も生産終了となり、今後は標準車の生産・納車が進められる予定ですが、一方で気になるのが中古車市場での販売価格。
既にオークションでも新車価格の2倍以上にて取引されてきたランクル250ですが、発売後4か月でどれだけの個体が中古車市場にて出品され、どれぐらいの価格帯にて販売されているのか見ていきましょう。
2024年8月21日時点でのカーセンサーの登録台数は26台
早速、大手中古車サイト・カーセンサーにて出品されているランクル250の販売台数と価格帯を見ていきましょう。
2024年8月21日時点で出品されている台数は「26台」となりますが、最安値と最高値で見ていくと、やはり新車での車両本体価格よりも高額なのは相変らず。
[最安値]
グレード:ガソリンVX First Edition
ボディカラー:サンド
走行距離:576km
年式:2024年(2027年6月車検)
車両本体価格:928.4万円
支払い総額:949.9万円[最高値]
グレード:ディーゼルZX First Edition
ボディカラー:ブラック
走行距離:17km
年式:2024年(2027年7月車検)
車両本体価格:1,298.0万円
支払い総額:1,320.0万円
以上の通りとなります。
参考までに、ランクル250の新車でのグレード別価格帯は以下の通り。
【ランドクルーザー250のグレード別価格帯一覧(10%税込み)】
◇ディーゼルGX・2列5人乗り:[4WD]5,200,000円
◇ガソリンVX・3列7人乗り:[4WD]5,450,000円
◇ディーゼルVX・3列7人乗り:[4WD]6,300,000円
◇ディーゼルZX・3列7人乗り:[4WD]7,350,000円
◇特別仕様車ガソリンVX First Edition・3列7人乗り:[4WD]5,900,000円
◇特別仕様車ディーゼルVX First Edition・3列7人乗り:[4WD]7,000,000円
◇特別仕様車ディーゼルZX First Edition・3列7人乗り:[4WD]7,850,000円
こうして見比べてみると、新車価格の2倍以上…とまではいかなくとも、2倍に迫るレベルの価格帯にて販売されているのが確認できますし、既にランクル250の相場は落ち着きを見せる一方で、新車価格を下回る値段で取引されるには、まだまだ先の話になりそうなところ。
あとは実際の買取価格がどの程度なのかも気になるところですが、これが転売ヤーの思惑通りなのかは不明。
最も多く出品されているのはガソリンVX First Edition
ちなみに、2024年8月21日時点で26台ものランクル250が出品されている中で、グレード別で見てみると…
◇特別仕様車ガソリンVX First Edition:15台
◇特別仕様車ディーゼルZX First Edition:6台
◇特別仕様車ディーゼルVX First Edition:4台
◇ガソリンVX:1台
以上の通り、特別仕様車ガソリンVX First Editionが圧倒的に多いんですね。
ガソリンVXの振り分け台数が多かったのか、そもそもガソリンVXを選択するユーザーが少なかったからなのか…はたまた転売すること前提に購入した人が多かったからなのかは不明ながらも、本当に欲しいと考える方々が購入出来ているのかも気になる所。