【独自調査】トヨタ新型ランクル300/ランクル250/アルヴェル/プリウスに盗難防止セキュリティを装着している人はどれぐらいなのか調べてみた
車両盗難ランキング上位のモデルにどれだけ盗難対策が施されているのだろうか?
2024年8月、警察庁が2024年上半期における車名別盗難台数ランキングを公開。
そのランキングを見ていくと、盗難被害上位がランドクルーザーシリーズやアルファード、プリウスといったトヨタモデル、そしてレクサスブランドからもLXシリーズ/RXシリーズが上位を独占しています。
車両盗難は、主に埼玉県や群馬県、栃木県、東京都といった関東エリアや、愛知県といった中部エリアで多く発生していて、地方になるとあまり盗難の話はないものの、それでもどれぐらいの方々が盗難対策を実施しているのか気になる所。
具体的にどういったモデルが盗難対象となっているのか?
これだけ世間を大きく賑わせている車両盗難ですが、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーでは、どれぐらいの方々が盗難対策をしているのかをアンケートしていました。
このアンケートは、一つの販売エリアのトヨペットのみで行われたアンケートになるため、あくまでも参考程度のデータとなりますので予めご了承ください。
対象となるモデル以下の通りで、どれも盗難被害ランキングの上位にランクインしているモデルばかり。
・ランドクルーザー300
・ランドクルーザー250
・ランドクルーザー70
・ランドクルーザープラド
・アルファード
・ヴェルファイア
・プリウス
・ハイエース 等
なおトヨタディーラー曰く、関東エリアや中部エリアでは、上記の車種以外にも商用モデルのプロボックスや、ミドルサイズミニバンのノア/ヴォクシーの盗難被害も徐々に増えているとか…
盗難対策の定義には、ハンドルロックやエアタグなども含まれる?
ちなみに、トヨペットでは具体的な車両盗難対策の定義については触れておらず、ハンドルロックやホイールロックといった物理的な対策から、社外カーセキュリティを搭載するようなシステム対策、エアタグや監視カメラといった対策なども全て含まれているそうですが、アンケートの中身には「具体的にどういった対策をしているのか?」といった質問も含まれていました。
私もランドクルーザー300とレクサスLX600には、それぞれイグラアラームとパンテーラの社外システムセキュリティを取り付けてますが、ハンドルロックやホイールロックといった物理的対策は無し。
その理由も、システムカーセキュリティの業者曰く、「ハンドルロックやホイールロックといった物理的なロックをしてしまうと、システムカーセキュリティを搭載していない車両であることをアピールしているのと同じで、返って盗まれやすくなってしまう」とのこと。
もちろん、システムカーセキュリティに加えてハンドルロックなどの二重対策は、盗まれるまでの時間稼ぎとしては使えるかもしれないのですが、「そもそも窃盗団が簡単キーを解錠して車内に侵入できてしまうのは盗難対策・セキュリティとは言えない。エアタグや監視カメラを盗難対策と謳うのは論外。ハンドルロックなどは盗難対策ではなく、ただの飾りでしかない」と全否定していたのも印象的でした。