BMC版・三菱の新型アウトランダーPHEVの改良内容から日産エクストレイル (T33)のマイチェンを予想してみる。シートベンチレーションやプロパイロット2.0等
ビッグMC版アウトランダーPHEVを見た上で、エクストレイル (T33)のマイチェンを予想してみる
2024年10月9日、三菱のビッグマイナーチェンジ版・新型アウトランダーPHEV (Mitsubishi New Outlander PHEV)が発表されたため、早速実車を拝見することに。
本モデルを見て、ビッグマイチェンによる大幅な商品力アップはもちろんのこと、高級ブランドであるレクサスよりも優れた装備内容に驚かされたわけですが、その一方で気になったことが、兄弟車種の日産エクストレイル e-POWER (Nissan New X-Trail e-POWER, T33)も、同様の商品改良が実施されるときが来るのでは?ということ。
現時点では、まだ具体的なマイナーチェンジに関する情報はないものの、エクストレイルもT33型として2022年7月に発売されて2年以上が経過しますし、2025年夏頃には初めてマイナーチェンジが実施されても不思議ではないと思うんですね。
そこで、2025年以降に登場するであろうマイナーチェンジ版・新型エクストレイル (T33)では、どのような点が改良・変更されるのか?元T33エクストレイルオーナーの私が希望的観測も含めて予想していきたいと思います。
シートベンチレーションの設定とUSB Type-Cの統一
まず一番期待されるのが、シートベンチレーションの設定。
上の画像でも確認できると、アウトランダーPHEVと共通化している部品も多く、赤矢印の通りシートベンチレーション用の物理スイッチスペースが明確に残っているため、「どう考えても次回のマイナーチェンジで採用してくるだろう」と推測。
ちなみにこちらは、私が以前所有していたエクストレイルのナッパレザーシート。
画像でもおわかりの通り、しっかりとパンチングスポットが確認できることから、最初からシートベンチレーションの導入を視野に入れた上で開発が進められていたと思いますし、日産も一部改良やマイナーチェンジに向けての余力残しで、敢えて搭載していなかったのだと考えられます。
ちなみに、ビッグマイチェン後のアウトランダーPHEVのエアコン操作系が上の画像の通り、
しっかりとシートヒータースイッチの直下に、シートベンチレーションのスイッチが確認できますね。
あと、エクストレイルとの差別化を図るためなのか、それともオフロードモデルであることを主張するためなのか、温度調整ダイヤルリングがアルミというのもオシャレ。
そして先ほどのエクストレイルの画像の黄色丸にもある通り、入力&メディア再生用のUSBポートがType-Aになっているため、この部分がマイナーチェンジでType-Cに変更されると予想。
更にその隣には、アウトランダーPHEV同様に縦向きタイプのHDMI端子が搭載されるのではないかと考えられます。
助手席側にもシートポジションメモリーが搭載される?
続いて、こちらも高確率で設定してくるであろう助手席側のシートポジションメモリー。
現時点では、運転席側のみ”2種類”のシートポジションメモリースイッチが設けられていますが…
助手席側においては、赤丸の通りスイッチ類は設けられていません。
ただ、アウトランダーPHEVのように助手席側にも2種類のシートメモリースイッチが設けられるのであれば、エクストレイルもマイチェンのタイミングで搭載するのは否が応でも期待してしまうと思うんですね。
特にファミリーカーとして活用する場合は、大人もしくは子供によって快適と思えるリクライニング角度やシートの高さが異なるため、そういったときに事前に調整・記憶していたメモリー機能があると使い勝手も利便性も大幅に向上するでしょうから、次回のマイチェンには大きく期待したいところです。